2011年10月1日土曜日

【気仙沼レポート】小地域単位の支援者ミーティングを開催!

気仙沼レポートです。

9月21日に、とある応急仮設住宅にて支援者ミーティングを開催しました。気仙沼市社会福祉協議会ボランティアセンターと大阪ボランティア協会がファシリテーター役を担いました。これまで気仙沼市全域、地域単位、テーマ別と、それぞれのサイズでの会合を重ねてきましたが、仮設や小学校区等小地域での支援者のつながりが、具体的な連携の最小単位となってきます。

特にここでは、すでに活発に活動しているNPO・NGOの皆さんのほかに、地元の行政関係者、保健師など専門家や支援機関、地元ボランティアグループや地区社会福祉協議会など地域活動の関係者など、これまでどちらかといえば、接点が多くなかったと思われる方々の出会いも大切です。比較的、専門的な活動をしている各種団体と、地域の事情に詳しい住民のみなさんとが互いの長所を生かしてつながれれば、新しい可能性が生まれてくるのではないかとわくわくします。

この日も、NPO・NGOのこれまでのイベントや配食事業、地域団体が従来から担ってきた「いも煮会」などの行事などを紹介し合いました。参加者からは「こんなに活動が行われていることを知って驚いた」との声が寄せられました。

さらに次回は、仮設入居者の声を聞いてみようと、住民懇談会の企画を検討することになりました。新しいアイデアが出され、一緒に企画を考えながら、じっくり進めていきたいです。他の地域でも、必要に応じて、ミーティング等が自然発生的に開催されていけばいいなぁと思ったりします。

(気仙沼事業現地統括 岡村こず恵)

0 件のコメント: