2011年9月29日木曜日

【紀伊支援】ボラバス第2便、活動してきました!

月25日、雨のち晴れ。

ボラバス第1便に続き、第2便も新宮市熊野川にて災害ボランティア活動をしました。
賛助企業の方々や協会アソシエーター、個人会員、中学生の息子と一緒に参加など、総勢15名で活動を行いました。
第1便から2日間連続で活動してくださった方も2名おられました!



活動場所は、第1便と同じお宅での継続活動となりました。
継続5回目、何とか完了したいと思っていたのですが、2階台所や掘りごたつの部屋に入った泥だし、屋根裏部屋の衣装箪笥などを運び出しているとあっという間に終了時間となってしまいました。

今回ボラ協が入ったお宅は特に大変なお宅だったようですが、現地ではまだまだボランティアを必要としているところがたくさんあることを実感しました。


「友達を連れてまた来る」「企業として出来る支援を考えたい」
それぞれの思いを持ち帰り、引き続き和歌山支援を行っていきたいと思います。

2011年9月25日日曜日

【紀伊支援】ボラバス第1便、活動してきました!

9月24日、晴天。前夜に大阪から那智勝浦にバスで移動し、新宮熊野川にて災害ボランティア活動を実施しました。今回は、東北支援の時に活躍したボランティアの他、リンクアップフォーラム企業の呼びかけで集まった10名で活動しました。

伺ったお宅は、熊野川沿いの商店です。写真はそのおうちの2Fの様子。2Fにもかかわらず、天井が壊れ、床には増水で流れてきた泥が20センチ~40センチほど積もっていました。

商売をされていたときの品々や、ご家族の思い出の品々も泥に埋もれてしまっていて、なんとも悲しい限りです。

4回目のボランティアグループ投入にもかかわらず、5時間以上かけても結局終了せず、、。水害被害の大きさを痛感した活動でした。泥まみれになったスコップを洗いながら、おうちの方と話していると、ぼそっと言われた質問が「明日は晴れるんでしょうか?」。「うん?」と思って尋ねると、テレビがなく情報収集手段がラジオしかないので、天気予報もわからないとのこと。情報からも孤立されている様子に、驚いた次第です。

ボラバス第2便が、引き続き同じお宅の支援活動をしてくれる…はず!少しでも現地の力づけになりますよう、どうぞよろしくお願いします。

2011年9月24日土曜日

【気仙沼レポート】柏崎市社協の浅野事務局長が来てくださいました!

気仙沼レポートです。

9月20日に、新潟県柏崎市社協の浅野泰彦事務局長と生活支援相談員の長谷川和美さんが、気仙沼市社協の生活支援相談員の研修を兼ねたミーティングに、スーパーバイザーとして駆けつけてくださいました。

柏崎市社協の浅野事務局長といえば、2004年の中越沖地震にて災害ボランティアセンターの指揮を取られた方です。今回は、まさにいま生活支援相談員の活動を軌道に乗せようと奮闘している気仙沼市社協ボラセンに、これから起こる課題、相談員に向けたエールをいただきました。

応急仮設住宅に入られてほっとされるのもつかの間、今後の生活再建に向けて見通しが立たない苦しい時期を迎える被災者も少なくないのが現状です。生活支援相談員は、2年、3年後、生活再建に向けて仮設住宅から復興住宅等へ転居される多くの被災者に、安心して過ごしていただけるようにすることが大切な任務であることを確認されました。

敏腕事務局長と伺っていましたが、非常に優しい語り口で分かりやすく具体的に生活支援相談員に話しかけてくださいました。これまでの貴重な経験を共有いただいたことを受けて、気仙沼でオリジナルな支援スタイルをつくっていこうという意見が出されました。このようなたくさんの応援をいただいて、地元社協の活動が成り立っています。

(気仙沼事業現地統括 岡村こず恵)

KNN研究会”きずな”を感じる豊中視察!

今回で第20回目のKNN研究会。
今回は「とよなか市民活動ネットきずな」を訪問しました。
KNNとは、「関西NPO支援センターネットワーク」の略称。
関西のNPO支援センターが集まり、センター運営の問題や
課題への解決方法を日々研究しています。


今回は「とよなか市民活動情報サロン」に集合し、歩いて会場まで移動。
途中、男女共同参画推進センター「すてっぷ」や「とよなか国際交流センター」、
社会福祉協議会などを経由し、とよなかの中間支援組織をめぐるツアーのよう。

ケーススタディでは、これら4団体を含んだ中間支援組織5団体が協力して、
「とよなか市民活動ガイドブック」を作成したお話や 理念に対する熱い思いなどを
お伺いすることができました。

キーポイントとしては、お互いの顔が見える関係作りの重要性があげられ、
上記のガイドブックつくりを通して、関係作りを行ったとのこと。
分野別の中間支援組織が協力することの重要性を認識し、
とよなかの”きずな”で結ばれた信頼関係を参考にまちづくりを行ってみたい!と感じたKNN研究会でした。

・・・以上、新潟からの研修生 野本でした。

2011年9月22日木曜日

【気仙沼レポート】行政、社協、NPOで連携して仮設交流イベント!

気仙沼レポートです。

9月18日・日は、気仙沼の五右衛門ヶ原運動場住宅(応急仮設住宅)にて、日本家庭園芸普及協会のグリーンアドバイザーを招いて住民交流イベントを開催しました。気仙沼市まちづくり推進課の主催で、気仙沼社協や大阪ボランティア協会は、住民の話し合いのファシリテートを担当しました。

花植えを始める前に、住民同士で知り合っていただき、出席できなかった近隣住民にどうやってプランターを届けるかを話し合っていただいてから、作業に入りました。異なる集落から入居されている五右衛門ヶ原運動場住宅は、住民同士が十分に知り合っておられない状況もあり、小さなきっかけづくりからぼちぼちと進めています。

さすが、畑をやっておられた方も多く、土いじりはお手のモノ。アドバイザーの方が戸惑われるほど作業は早く終わり、欠席の方のプランターも完成させて、届けてくださいました。

最後は記念撮影でパチリ。お写真は参加されたみなさんの記念にお届けする予定です。お花を育てる過程でも、お隣さんとの会話が交わされることを願っています。
(気仙沼事業現地統括 岡村こず恵)

【紀伊半島支援】新宮市災害ボランティアセンターより

新宮市災害ボランティアセンターにて支援活動中の梅田です。
ボランティアセンターとして団体・ボランティアバスの受付などの支援を中心に活動しています。
新宮市災害ボランティアセンターでは本部と熊野川流域の支援を行う熊野川サテライトに分かれて活動しており、特に被害が大きかった熊野川流域の地域はボランティアを必要としている方の支援にまだ入れていないところもあります。台風12号の被害後、天候の関係で活動を中止せざるをえなかった状況や活動先までの交通手段が限られていることがなかなか支援に入れない要因となっています。














台風15号の影響で支援し終えたところでも再度支援が必要になることも考えられます。熊野川サテライトのある熊野川ドームさつきでは、地面まで水が浸入したとのことです。
川の氾濫というと、川の嵩が上がるイメージですが、熊野川流域の地区で起きた被害状況は囲んでいる山が大きなコップのようになり水が溜まり、水没したことによる被害です。災害ボランティアセンターのスタッフにお話を伺うと、畳や子供用のボートを使って高所にたどり着き、生き延びた方もいるとのことです。今、車から見る景色からはとても考えられない状況です。また現在でもTV、ラジオ、通信といった情報を得る手段が不足し、住民の方の不安は計り知れません。
なかなか報道されませんが、ボランティアの支援をまだまだ必要としています。
新宮市災害ボランティアセンターではブログを開設しております。更新がままならない状況ではありますが、少しでも状況を知っていただければと思います。
また大阪ボランティア協会では、紀伊南部を応援しよう!と寄付を募集しています。みなさんのご支援をよろしくお願いします。

2011年9月20日火曜日

熊野川へ災害ボランティア先遣活動!

9月18日、和歌山県新宮市(旧熊野川町)の災害ボランティアセンターを訪れ、今後の支援方策に向けて先遣活動に向かいました。


向かった先は、新宮市から90分ほど熊野川に設置された災害ボラセン「サテライト」。
新宮市からの最短ルートが水害のため何か所も寸断され、大きく迂回しなくてはサテライトにたどり着けません。途中、あまりに道が細いため、5キロほどの区間が片側交互通行となり、連なるクルマのなかで、15分ほど待ち時間も。
サテライトでスコップ、一輪車等の備品を受け取り、徒歩5分ほどの依頼者を訪問。いまは無論、水は引いていますが、建物の様子から熊野川流域に点在する集落が「水没」した・・・という状況が見てとれました。

「サテライト」の前にある温泉施設(熊野川温泉さつき)のサイトに掲載されている写真から見て取れるように、川の流域付近一帯が湖になったような状況であったことが分かります。
この温泉施設から、熊野川まで1キロくらい離れていますが、被災当時は、ある方向から水が来た!というより、多量の降雨によって水かさが増していき「水没」、水害、土砂災害が広がっています。

活動内容は、ガレキの撤去や、泥のかきだし、床面の水洗いなど、この日は、実質的なサテライトのスタート日で、今後、多くのボランティアと応援を求む声が集まってくると思われます。

9月23日はチャリティバザールへ!~ボラバス参加者有志メンバーによるブース出店

東北支援のボラバスに参加した有志が集まって、「関西でできる支援を考えていこう!」と、まずは手始めにチャリティ・イベントへのブース出店から、動きはじめました。※写真は当日設置予定のパネルです(作成中!)。

出店するイベントは、こちら! 9.23大阪から元気を届けようチャリティバザール

日時:9月23日(金・祝)10:00~15:00

会場:マイドーム大阪 1F(地下鉄「堺筋本町」駅、「谷町四丁目」駅より徒歩7分)

内容:○東北地方の物産品販売 ○大阪の物産品販売 ○東北と大阪の郷土料理を実演販売 ○大阪(関西)に避難して来られた方々の交流の場 ○キッズコーナー ○コンサート

・・・さて当日は、大阪ボランティア協会のボラバスで支援に向かった気仙沼から、さまざまな品物を現地から届けてもらいました(リンク先は、参照情報です)。

・菓子舗うつみ「震災復興最中(もなか)」「ふかひれ饅寿」「ホヤぼーやサブレー」

・ガンバーレ「帆前掛け製品、バンダナ、ポーチなど」

・気仙沼ボランティアネットワーク聖敬会「気仙沼ミサンガ」

・松峰苑「ホヤボーヤストラップほか」

以上、気仙沼ゆかりの品物の販売や、東北の郷土料理「ずんだ」風味の枝豆豆乳の販売、子どもたちには、「ヨーヨー釣り」など、ここでの売り上げは、全額が被災者、被災地域に寄付されます。

ぜひ、9月23日は、マイドームおおさかに、ご家族、ご友人など、お誘いあわせて、お越し下さい。

2011年9月18日日曜日

【紀伊半島】先遣活動隊(第1陣)が出発!

急な呼びかけに賛同し駆けつけてくれたボランティアと協会スタッフ3名の5名で和歌山目指して、ボランティアカー出発しました。
現在は那智勝浦にありますホテルに到着。
天気が心配ですが、明日(9/18)は新宮市災害ボランティアセンターへ行き、現地スタッフの方にお話を伺ったり、熊野川流域にて活動を行う予定です。
先遣隊として、手探りしながら、少しでも多くの支援ができるよう、継続し取り組んでいきます。明日の様子など、また報告します。

2011年9月17日土曜日

【紀伊半島】水害支援に動きます!

台風12号の被害で被災された皆さまには、改めましてお見舞い申し上げます。

同じ近畿地域で起きた思いもよらぬ台風の被害に、心痛めておられる方も多いことでしょう。しばらく道路が寸断されていたりで交通事情等も見えにくい日々が続いてましたが、ようやく災害ボラセンが立ち上がり、県外からのボランティア受け入れも広がってきました。そこで、先日(15日)、その状況を確認に、和歌山県南部の各所に回ってきました。

東北のような地震・津波災害と違い、水害の場合は局所被害が中心のため、多くの方が在宅生活しています。なので、メディアでの取り上げられ方が地味でわかりにくいのですが、今回の紀伊半島水害は、これまでの水害被害の規模を上回っています。

15日時点でも自衛隊の動きの方が目立っておりますが、川べりの様子は東北の被害と酷似しており、その状況を目の当たりにするとショックを受けます…。ガソリン不足のような大混乱はないものの、交通規制が多いため、現地に入りにくい状況も続いていました。ましてや本日(17日)のように大雨状態になると、安全面に相当な不安も出てきますね。

まだ人不足が続いている現状を確認したことから、同じ関西仲間として、大阪ボランティア協会からもコーディネーターを派遣することになりました。また、ボランティアカー&バスも出します。ひとまず先遣活動隊が今晩出発!連休中、新宮市熊野川流域の支援活動を行ってきます。東北と近畿、支援活動が続きますが、引き続きご支援のほど、よろしくお願いします!

2011年9月15日木曜日

【気仙沼レポート】石巻に行ってきました!(災害復興支援協議会編)

気仙沼レポートです。
9月10日に石巻を訪問したレポートその2です。まず、石巻市災害ボランティアセンターに伺い、阿部由紀さんに、生活支援相談員導入後の様子を教えていただきました。何といっても、石巻の生活支援相談員は180人。社会福祉協議会としての覚悟が感じられる人数です。大人数を動かすシステムを、うまく作っておられました。いま社会福祉協議会としての今後の活動計画を練っておられるとのこと。常に先を見通しながら、アグレッシブに戦う阿部さん。尊敬する社会福祉協議会マンの一人です。
さらに石巻には、市内で活躍するNPO・NGOの連携を促進している「石巻災害復興支援協議会」があります。石巻青年会議所のメンバーが中心となり、円滑で効率的な活動を推進するべく活動しています。個人ニーズは石巻市災害ボランティアセンターと連携して対応。NPOのそれぞれの特技や専門性を生かす形でコーディネートできる画期的な仕組みです。
参加団体が毎晩集まって開催される全体会では、それぞれの団体が各団体の活動の進捗状況を確認できるほど、状況共有が進んでいるのには感動しました。「昨日の・・さんの件は、どうなりました?」「明日・・があるから、そっちの備品を回して」といったことが、団体間を超えてやりとりできています。気仙沼でも、こんなふうに協働の質をさらに高めていけたらいいなぁ。

部屋の壁に飾られた各団体のビブスが、それぞれの団体を尊重し、お互いを認め合いながら協働されている象徴のように思えて、拍手を贈りたくなりました。正直言って、 「カッコイイ!」石巻を訪問して元気をいただいてきました。コーディネートしてくださったシャンティ国際ボランティア会の里見さん、ありがとうございました。他のセンターの様子も、伺って情報交換したいです。

(気仙沼事業現地統括 岡村こず恵)

【気仙沼レポート】石巻に行ってきました!(石巻2.0編)

気仙沼レポートです。
でも、今日は気仙沼ではなく、石巻レポートです。9月10日に石巻に行ってきました! 石巻は、ユニークなまちづくり活動もされており、訪問をとても楽しみにしていた街です。
はじめに、日和山に登って、石巻の街を見ました。高台から被災した街が見えるので、震災後は鎮魂の願いを込めて多くの方が訪れるそうです。次に、「石巻2.0」さんを訪問しました。
石巻2.0は、広告代理店やマーケティング、建築、デザイナーなど技能集団で、これまで「石巻VOICE」というまちづくりのキーパーソンを紹介した冊子や、地域のものづくりの場として「石巻工房」を結成して、学生たちとベンチを作って街に設置したりと、大変ユニークで「カッコイイ」活動をされているグループです。メンバーの松永有子さん、飯田昭雄さん、古山隆幸さんにお話を伺いました。石巻2.0のスタンスとして、企画から行動までの時間をできるだけ短くしようというものがあります。当日もゲストハウスづくりに精を出されるメンバーの方が出入りされていましたが、これも営利か非営利かといった運営方針や体制など細かなことを考えだしたらなかなか動けないので、とにかく作っちゃえ!というノリで、どんどん作業が進められているそうです。それは、決して「いい加減」に進めているということではなく、復興期のこういう時期は、小さくても具体的な成果を実感してもらうことが支援者を広げ、モチベーションを維持するコツだと考えられてのこと。フットワークがとにかく軽く、温度感がいいですねー。
7月22日からオープンされた「復興バー」。こちらも石巻2.0さんのプロデュースです。津波の被害を受けたビルを改修して、街の人やボランティアが集う場になっています。当日も満員御礼で、過ごしやすくなった秋の夜長を外で楽しみました。人が集まり、毎晩のように語り合い、ここから何かが生まれていく。そんな体温を感じられるとても素敵な場所です。トマトを豚で巻いた「紅の豚」、手作りの「タンドリーチキン」も美味です!
(気仙沼事業現地統括 岡村こず恵)

【気仙沼レポート】仮設分科会で具体的な連携を議論

気仙沼レポートです。

9月8日(木)は、行政、社会福祉協議会、NGO連携懇談会の2回目の仮設分科会でした。気仙沼では、施策ごとに多数の支援者が存在したり、多くのNGOも活発に活動しているため、支援の重なりを調整したり、連携して支援するための場を設けています。気仙沼市の高齢介護課、健康増進課、地域包括支援センターや保健師、NGO約10団体ほどが参加されました。まちづくり推進課が事務局となり、気仙沼市社会福祉協議会ボランティアセンターや大阪ボランティア協会が協力して運営にあたっています。

今回は、多数の支援が重なるので、まずは各自いつ、どこで、誰が、何をしているのかを共有するべくウェブ上で共有カレンダーを活用することになり、その運用方法を確認しました。入力してみてびっくり。カレンダーがほぼ毎日、びっちりスケジュールで埋まりました。どこかで誰かが支援活動に取り組んでいるということです。まちづくり推進課による仮設応急住宅での住民懇談会や、NGOのイベントの日程を互いに把握することで、連動して開催したり、お互いに声を掛け合ったり、具体的な連携を進めていく予定です。

次回は、どの支援者がどこをカバーしているのかなどの基礎情報をさらに共有するための整備を話し合う予定です。また、仮設支援にまつわるアイデア集めやQ&Aを持ち寄り、すぐに解決できるものは共有し、検討が必要なものはそれぞれで持ち帰ったり知恵を出し合ったりできるような機会になればと考えています。協働の質を高めていく一歩にしたいですね。

(気仙沼事業現地統括 岡村こず恵)

2011年9月14日水曜日

米澤智秀さん(全日本仏教青年会/JYBA)、サプライズ登場!

米澤智秀さんは曹洞宗高雲寺(茨城県つくばみらい市)の僧侶さんです。
今日(9/14)は、全日本仏教青年会(JYBA)の会合が大阪であって、少し早めに来て、大ボラ協に立ち寄ってくださいました!

米澤さんとは「災害ボランティア活動支援プロジェクト会議」(事務局:中央共同募金会)の「運営支援者」仲間です。
協会職員の江渕さん、金治さん、奈良さん、永井は、2011年5月5日から5月27日と、6月3日から6月14日の間に「ひとの数珠つなぎ」形式で、福島県のいわき市災害救援ボランティアセンター(現在は「いわき市復興支援ボランティアセンター」)の応援に入っていました。
米澤さんは発災後に、何度もいわき市の応援に入っていたので、私たちは現地の支援活動で大変お世話になりました(感謝しています)。

今日は、久しぶりの再会を喜びながら、東日本大震災の支援活動のその後のことや、台風12号災害の支援活動の状況などを報告しあって、あっという間に米澤さんは会合に向かう時間に。
その場にいた「いわき」つながりの人は
奈良さんと永井のみでしたので、3人で写真をパチリ!
(写真左から奈良さん、米澤さん、永井/撮影;梅田さん)

お土産にいただいた「東京あんプリン」は、スタッフみんなでおいしくいただきました!

次回は、大阪のおいしいもんを一緒に食べに行きたいです。

米澤さん、夕方から大阪入りしてくださいね!

2011年9月8日木曜日

台風12号災害について

大きな被害をもたらした台風12号で、犠牲となられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災されたみなさまに心よりお見舞い申しあげます。

被災地域では、徐々に災害ボランティアセンターが立ち上がりつつあります。
県内・市内に限って募集しているボランティアセンターもありますが、状況は刻一刻と変わっていきますので、随時お伝えしていきます。

【和歌山県】
和歌山県災害ボランティアバス募集(9/13・14、9/17・18)

古座川町災害ボランティアセンター

新宮市災害ボランティアセンター

田辺市災害ボランティアセンター

那智勝浦町災害ボランティアセンター

白浜町災害ボランティアセンター

【奈良県】
天川村社協災害ボランティアセンター

【三重県】
紀宝町災害ボランティアセンター

御浜町災害ボランティアセンター

熊野市災害ボランティアセンター

2011年9月6日火曜日

【気仙沼レポート】生活支援相談員がいよいよスタート!

気仙沼レポートです。


9月1日から、気仙沼市社会福祉協議会ボランティアセンターで雇用した14人の生活支援相談員の活動が、いよいよスタートしました。


生活支援相談員とは、応急仮設住宅をはじめとする地域で暮らす被災者の皆さんの生活全体を最前線で把握するスタッフです。人と人との「かかわり」の機会の提供により、孤立や孤独感の防止、回避をするのがねらいです。


具体的には、日ごろの会話からの様子を察知したり、定期的な訪問による見守り、サロンの開催などによる様子の把握、炊き出しやお祭りなどイベント等による把握を通じて、専門家等の介入の必要性の判断や住民に必要な情報を提供したりします。


そのため、彼女たちを統括する復興支援コーディネーターとの連携はもちろんのこと、区長や地区社協、自治会役員、民生委員、保健師、各種事業の訪問員、NGOなど、地域のキーマンとの情報共有や連携が不可欠となります。


一気に14人ものスタッフが増え、センターは活気付いています。救われた命をつなぐ、とても大切な業務を担っていただく人たちです。

(気仙沼事業現地統括 岡村こず恵)

2011年9月4日日曜日

パレットカフェ、8月28日日曜日に開催しました!

午後2時すぎ、前日の驟雨雷鳴はどこえやら、一縷の光が地上に降り立つような、夏の暑い日差しでした。
そんな炎天下の中、本日も開催されるカフェに眠気醒めぬままカフェに到着しました。

カフェの中では、 既にメンバーは到着していて、準備作業が始まっていました。
本日のスタッフは、二人+サポート一人。少人数です。
そして、主力スタッフのk.kさんが今日はお休みのため、僕がコーヒーを作らなきゃいけない確率は99%。。。
にわか仕込みの僕にk.kさんのように美味しい煎れたてコーヒーを提供できるだろうか。
不安が胸を過ぎります。
そんな不安も露知らず、スタッフたちはどんどん準備を進めていきました。

試験導入として、本日はアイスコーヒーを準備しました。
やはり暑い夏の日は、ホットコーヒーよりもアイスコーヒーも在ったほうがよいんじゃないかというメンバーの意見からお試し提供というわけです。
そんな、アイスコーヒーのために氷をスタッフの一人に買い出しにでてもらい、帰ってくるころには、ほぼ準備は完了、時刻は3時前、よい感じです。

とりあえずスタッフからの注文でコーヒーをいれ、雑談をしていると協会の職員さんたちが、ちらほらと覗きにきては、注文をいただきました。
本日の施設利用団体は2グループですので、利用してくれる方も少なめかなぁ。と話していると、早速施設利用者の方がやってきて、なんとアイスコーヒーを3杯も注文をいただきました!
焦りました、初アイスコーヒーでしたから。しかも3杯。
僕は、グラス両手に駆け足気味で冷蔵庫に向かい、氷を一つのグラスにつき、2つずつ入れると速足で、カフェに戻りました。
そして、無糖のコーヒーの方を注ぎ、もう一人のスタッフに運んでもらいました。
どうやら僕が氷をいれている間に彼女はクッキーを売ってくれていたようでした。
なんとか、初アイスコーヒーはうまくできたようです。










そんな感じでまったりしていると、なんだかほんわりとお客さんが集まり出して、
ホットコーヒー3つ!
クッキーこれください!
アイスコーヒー2つとこのクッキーで!
五月雨式で注文がきました。
とりあえず、僕がホットコーヒーを三杯分つくりながら(どういうわけか4杯できてしまいましたが。。)、
アイスコーヒーを作り、もう一人のスタッフにはクッキーとソーサーの準備をしていただき、ちょっとした注文ラッシュをなんとか乗り切りました。
やればできるもんだと思いました。










その後、再びゆるりとした時間にもどり、打ち合わせなどをしているうちに、閉店の時間になり、みんなで、協力して片付けをしました。
お客さんは10人ほどでしたが、達成感も売り上げも充実したカフェになったと思います。

以上
パレットカフェチーム・Akkyがお届けしました。

★8月28日日曜日のカフェカンパ額は、1,300円でした。また「風の子育ち園」のクッキー売上額は、5,550円でした。みなさま、ご協力をありがとうございました。
★次回のパレットカフェは、9月11日日曜日15時頃から予定しています。ぜひ、お立ち寄りください。