2011年4月29日金曜日

福島での災害ボラセン支援活動です。


こんにちは、事務局の水谷です。
福島県災害ボランティアセンターにやってきました。
江渕さんの次!ということで、
GWの休みを活用して3日まで支援活動に入ってきます!

毎日、毎日、ニーズや状況をにらみながらの支援活動。
調整につぐ調整もあり、外からの要請もあり…、ほんとに大変です。
その大変さを乗り越えるために大事なのは「笑い」と「和み」。

大阪から送れる風は、そんな風かもしれません。
ボラセン専用のHPも立ち上がりました。日々の様子はこちらにて!

2011年4月27日水曜日

福島、宮城へ再び。


こんにちは、水谷です。

週末に再び福島・宮城を訪問。
3週間ぶりの訪問でしたが、
インフラの復旧とともに、
まちの活力がここまで出てくるのだと実感。
桜もとてもきれいでした。

まちの団体の力と外部の応援を得てできた
勿来災害ボラセン(写真)やいわき市災害ボラセン、
そして、江渕さんが入っている福島県社協に立ち寄りました。
支援の長期化によるスタッフの疲労度が気になりましたが、
態勢がずいぶん強化され、その点、送り出しているボラ協としても
心強く感じた次第です。

翌日は宮城へ。
せんだいみやぎNPOセンターの紅邑さんとも懇談。
ボラセンとはまた違う、今回の甚大な被災における
NPO支援センターの支援の輪づくりの難しさと
今後の長期的ビジョンについて議論(?)しました。
緊急支援から生活支援へ移行する段においては、
地域のNPOがそのアクターとしてどう動けるかがキーになるでしょう。

ボラ協からの支援はこれからも続きます。応援をよろしくお願いします。

ボランティアスタッフの藤原正規です.

4月17日(日)から25日(月)まで、福島県相馬市へ災害ボランティアに行きました。
梅田さん、岡村さん、白井さん、永井さん、水谷さんたち協会のスタッフに、事前にいろいろと注意事項を聞いていたので、入りやすかったです。

現地では、テレビやラジオなど報道されているよりかなりひどく、衝撃でした。
海沿いには約14メートルの津波が押し寄せたそうで、壊滅的なところも多く、言葉をなくしてしまいました。
写真は海岸から2キロ離れたところに座礁した漁船と、相馬港そばの建物(海産物店だったよう)です。

今の相馬市は、ライフラインもほぼ復旧し、近辺のお店も再開し、表面上はもとの生活にもどりつつありますが、現地の方の心の傷は計り知れなく大きなものだと思います。

相馬市での災害ボランティア活動は、主に泥かき、家具の搬出、物資の仕分け、避難所での食事の配膳などでした(泥かき作業中の写真参照)。
泥かき作業中に、自衛隊、警察の方々が遺体捜索をしている場面にもあいました。

避難されている地元の旅館の方とお話をしたのですが、大阪から単独でボランティアに来ていると伝えたら、「福島(相馬)に来てくれて、本当にありがとう」と感謝されました。
大阪に帰る日に挨拶をしたら、握手した手を両手で強く握り返して、涙ながらに「ありがとう」と。
「次は、観光で相馬に来てください」と言われました。

5年後になるか、10年後になるかわかりませんが、絶対に会いに行こうと思っています。

これから、ボランティアに現地に行こうとお考えのみなさん。
現地の受入体制が整っていない市町村の災害ボランティアセンターが多いですが、これからまだまだ人手がいります。
状況は日々変わりますので、現地の受け入れ体制が整ったら、まずはボランティアの行き先を決めて、
現地の災害ボランティアセンターに事前に電話で問合せをして、詳細を確認してから行くことをお勧めします。


同じ日本人として決して人ごとじゃないし、関西人特有の人情深さが現地の人の心に少しでも届きますよう願っています。

2011年4月19日火曜日

次は、江渕さん、岡村さんが出発です!

本日は大阪も雨ですが、東北も雨模様のようです。

昨日、江渕さんが福島県へ、
本日、岡村さんが宮城県(気仙沼&東松島)に出発しました。
GWに向けて、災害VCの体制強化や、
市町村のボランティアバスの受入れ準備など、
様々なお手伝いが続いていきます。

現地に出向いたスタッフは本当に現地の業務に埋没します。
なので、状況のやりとりは、深夜か早朝の電話が精いっぱいなところ。
それでもがんばっている様子を聞くと、こちらも励まされます。

相変わらず、余震が続く中ですが、安全を第一に!ということで。
がんばれ~★

2011年4月17日日曜日

待つことも、ボランティア

先週あたりから、各地から多くのボランティアバスが走り始めました。
ここまでの道のり、ほんと長かったですね。
現地の災害ボランティアセンターのみなさんの準備と
日々のご努力に敬意を表します。

ボランティア活動は、「応援求む」ニーズがあって、
その課題に共感する人の気持ちが重なって成立します。
ニーズはたくさんあっても、
家屋からの泥出しならスコップや長靴が必要だったりしますし、
それを現地がすべて調達するまでに相当な時間をかけてこられています。

人手が多く必要な状況ではあっても、県外から人を受け入れるのに、
別のお世話まで発生します。例えば、宿泊場所紹介しないことへの苦情
といった類のことやアクセスに関する詳細説明の対応に追われたり、
現地到着直後に活動があまりない場合文句を言ったり…などなど。
ボランティアバスは観光ツアーではありません。

当事者が「力を借りたい」時を待つ、これもボランティア活動の重要な要素です。
すべての段取りができて当然…という感覚が一番現地への負担になります。
着いてみないとわからないことが多いと思いますが、
ここまでいろいろ待ったのですから、現地でも待ちながら、応援したいですね。

2011年4月14日木曜日

救援物資(第4弾)を南三陸へ!!


4月8日に「相乗りプロジェクト」を実施しました。
このプロジェクトは、大阪の市民・企業・行政の「相乗り」(協働)で
支援物資を必要としてる被災地にいちはやく届ける取り組みです。

今回の送付先は南三陸。
お菓子や飲料水、そして靴や肌着などを10トントラックに積み込みました。
今回が第4回目で、私は2回目(前回参加は3/24)の参加になるのですが、
この約2週間で、必要とされる物資が変化していっているのが、よく分かりました。
                                                  
写真は、ボランティア、企業、行政による“相乗り”バケツリレーの様子です!

2011年4月8日金曜日

永井さん・梅田さん、再び東北へ!

昨日は大きな余震がありました。

現在、宮城県で県災害ボランティアセンターの支援をしている岡村さんは、ちょうどホテルに戻ったところだったようです。怪我もなく無事のようでしたのでホッとしました。
ホテルの部屋はいろんな物が倒れ、ホテルの外には避難して外に飛び出した人がたくさんいたようです。沿岸部の人や、多くの人が、3月11日を思いだし、辛い思いをされたのではないかと思います。

そんな中ですが、永井さんと梅田さんが本日、被災地に向けて出発しました。
今度は、梅田さんは宮城で、永井さんは福島で支援を行う予定です。
先ほど、梅田さんは明日から気仙沼で支援を行うことになったと報告がありました。

余震や津波の心配をしながらの支援となりますが、安全を第一に、避難場所の確認などを怠らずに、できることを精いっぱい頑張ってくれると思います。

2011年4月6日水曜日

とにかく現地に行ってきました。



先週末(金曜晩出発、月曜朝戻り)、
今の被災地の現状をこの目で見るため、そして、
県災害ボランティアセンターやNPOの取り組みの状況を
キャッチするために、宮城(仙台、石巻)、福島(福島、いわき)を
行けるところまで行ってきました!

宮城では、県災害ボラセンや杜の伝言板ゆるるの取り組みなどを伺い、
県における協働型のボラセンの確立が進みつつある様子を見ることができました。
ボランティアの受け入れ態勢もほんとに徐々に進んでいるという感じですが、
少しずつ支援の輪が広がりつつあるのを感じました。

一方で、福島地域は、全体的にしんどい状況にあるように感じました。
避難所を転々とする市民や外部からの応援を受けたくても、
原発被害の影響もあるせいか、その薄さや弱さが如実に出ていた気がします。
現地の支援者の方々も日々の支援活動に埋没しているので、
他がどういう状況かを比較する余裕もなく…。
どこの地域も大変なのですが、福島は様々な苦しみを抱えているように思います。

まだまだ、応援は必要です!息の長い、寄り添う活動を続けていきましょう。
大阪からできることをもっと考え続けていきたいです。

※上の写真は、宮城県災害VCで打ち合わせ中の岡村さんをパチリ。
 下の写真は、福島県災害VCで、浜通り地域でのNPO活動状況を聞いている場面。

救援物資(第3段)を福島へ!!


去る4月1日(金)にライド・トゥギャザー・プロジェクト第3弾を行いました。
福島大学、南相馬市へ物資を送るため前日の災害ボランティア説明会に参加された
4名の方が応援で来てくれました。
10tトラックにいっぱいの物資を詰込み、どんと思いを込めて。
日々変化する必要な物資。急な呼びかけにも応援いただいたみなさま
ありがとうございました。

白井さん、お帰りなさい!

永井さん、梅田さんに引き続き、宮城県で災害ボランティアセンターの支援を行っていた、白井さんが帰ってきました!お帰りなさい!!

宮城県では、県外からのボランティアも徐々に受け入れつつありますが、まだまだボランティアが活動するための機材が足りず、その調整などが主な任務だったそうです。

そして、この週末には事務局長・水谷さんも被災地へ!
宮城県・福島県・茨城県を回り、物資を繋いだ団体のメンバーと会ったり、被災地で活動するNPOスタッフらと何ができるか協議をしたとのことです。

被災地の状況は日々変わっています。
必要な支援も日々変わっていきます。

被災地での支援、物資の調整、情報発信などなど...
やらねばならないことは山積みです。

2011年4月1日金曜日

岡村さん宮城へ出発!



永井さん、梅田さん、白井さんに引き続き、本日、岡村さんが宮城に向けて出発しました!

永井さんや梅田さんが被災地へ行っていた時期に比べ、季節も暖かくなり、被災地も電気やガスなどが復旧しつつあるようです。

白井さんの報告では、暖房も使えるようになっているとのことですが、大阪に比べると、きっとまだまだ寒い東北。

身体に気をつけて、がんばってきてください!

ボランティアスタッフが事務局の応援に!

29日から事務局のサポートのために、ボランティアの応援が来てくれています!

東北関東大地震が発生してから、被災地での支援、物資調整、関西での取り組み、情報収集・情報発信など、とてもとてもバタバタした日が続いていました。それに加えて3月は年度末で、やらねばならないことが山積み!

そんな状況を察して、ボラ協の頼もしいボランティアが、事務局のサポートに名乗り出てくれました!

さっそく29日から来ていただき、名簿作成や発送作業、説明会の準備と後片付けなどで大活躍!
明日からも順番にボランティアスタッフが来てくれることになりました。

その他にも、集会の中継やウェブページの更新、データベースの修理やイベントのサポートなどなど(他にもたくさん!)、本当に多くのボランティアがボラ協を支えてくれています。

ボラ協の強みは、やっぱり「人」だなと実感です!