2011年10月24日月曜日

紀伊ボラバスへのご支援、ありがとうございました!

時折、大雨にも遭いましたが、この週末も和歌山の水害支援のボラバスを発進することができました!9月の下旬からボランティアカー3便、ボランティアバス5便を新宮熊野川に送りだすことができたのも、多くのみなさまからのご支援をいただくことができたおかげです。

個人の寄付金はもとより、企業や組織内での募金活動や、会社・団体自体からの拠出をしていただいたり、「飲み会でビール一杯飲むごとに100円集めました!」「ゴルフコンペで、参加者から集めました」という有志活動のものまで…。ファンドレイジング(資金獲得)は、よく、ファン・ド・レイジング(ファン集め)だと言いますが、思いを様々な形で動いていただいたことに、私たちも相当励まされました。

目標の100万円までは到達しませんでしたが、なんとかバスを5便まで出すことができたのもみなさまのご支援の賜物です。これからは、現地に出向くこととは違う形になりますが、和歌山の後方支援を続けていければ…と思っています。本当にありがとうございました!取り急ぎ、御礼申し上げます。

2011年10月23日日曜日

パレットカフェ、10月10日月曜・祝日に開催しました。次回は10月30日日曜日15時に!

今日(10月10日)はONP内での会議件数が0ということだったので、お客さんの入りを期待せずのんびりやれるかなぁと思いながら、いつものように14時30分ぐらいにONPに入り準備をはじめました。
今日のスタッフの参加が微妙な感じだったのですが、当方より先にONPに来られていて、ほっとしました。^o^


いつも風の子育ち園の方から「風のとも西淀川」のクッキー販売を委託されていまして、今回は時間がなかったのにも関わらず事務局側でなんとか用意を間に合わせてくれました。
販売を委託されている側とはいえ、クッキーは大変おいしいので個人で購入するのをいつも楽しみにしてました。
「今日は、お客さん少ないはずだからお気に入りのいちじくとか食べられるだろう」と期待していたのですが、準備を始める段階で既に大売れになっていることを伝えられ、残り6個となっていました。T_T

祝日ということもありONP内も閑散とした感じでしたが、大阪ボランティア協会のITボランティアチーム「むくどり」のボランティア活動をされている方々が2名、カフェに立ち寄ってくれました。
ホットとICEを注文してもらい、少しお話をしました。
書物の電子化という作業をされているそうで、聞いた範囲では結構な速さで電子化していってるなぁという印象でした。
電子化したものを今後どうしていくのか尋ねたところ、一般に公開する方法が課題になっていると回答をもらい、やっぱりそうだろうなぁと、昨今のネット情報のありかたを考えさせられました。


後は参加者の方と駄弁りながらゆっくりした時間を過ごしました。
大阪では近くダブル選挙があったりするので、政治的な話題も出ましたが、普段ふと思っていることを話すのは楽しかったです。^o^v

少し早めにカフェを閉じて片づけをした後、帰り際に事務局の方に「いちじくクッキーは残して~。><」とお願いして帰途に着きました。

パレットカフェチーム・kk


★10月10日月曜・祝日のカフェカンパ額は、950円でした。また「風の子育ち園」のクッキー売上額は、9,700円でした(販売日数4日間)。みなさま、ご協力をありがとうございました。

★次回のパレットカフェは、10月30日(日曜日)15時頃から予定しています。ぜひ、お立ち寄りください。

2011年10月15日土曜日

【紀伊支援】ボラバス第5便、活動してきました!

梅田純平です。
10月12日~13日に少数精鋭の5人で活動をしてきました。
今回はボラバスではなく、ボラカーということで、運転を交代しながら
宿泊先の冨士屋を目指しました。
311号線が開通しているとのことで通りましたが、
途中にライトアップされた土砂崩れがありました。山の中は真っ暗ですので
異様な景色に一同、驚きました。

12日、冨士屋は提灯に電気をつけて夜に到着した我々を待っていてくれました。その姿勢にまた訪れたいなぁと思いました。

13日は曇りの中での活動となりました。
1件目は瀞峡ジェット船乗り場の前のおうち。そのおうちの前にある泥でつまってしまった側溝内の泥出し。途中、被災した時の状況を伺った。家の裏の山まで逃げて、向こう側を眺めると高台に置いておいた車はすでに水の中。「何が起きているのか分からなかった」とのことでした。
ボランティアにお願いしたのは2回目だということで、泥だしは一定終了したのですが、細かいところは出した泥を回収してもらって再度来てもらうようにしたらいいですよとお話ししました。

2件目は土壁はがしの活動。雨がちらつきだした中での活動でしたが、
トンカチ片手に土壁を落とし、外に運び出していました。
活動先のおうちのお友達のおじさんと一緒に作業を行いました。
紀宝町の方だそうで、奥さんと4日間連絡が取れず、奥さんは今
PTSDではないかとご心配されていました。「生きててもつらい」と
おっしゃってましたが、そんなことはありませんよと話をしました。
時間がきてしまったので、落とした土壁の土をどけてもらえるように
継続して支援に入ってもらえるようにお願いしました。

参加者の一人が現地に残って活動を続けるということで
宿泊先に送り届け、大阪に戻ってきました。
帰りの車の中で振り返りを行いました。「1万人の1の力になれたかな」
被災地・被災者に思いをはせて、それぞれができることを
考える機会となりました。

【紀伊半島支援】新宮市災害ボランティアセンターより2

10月1日(土)~3日(月)、8日(土)~9日(日)に新宮市災害ボランティアセンターに支援に入らせていただきました。

多くの方に支援に入っていただこう、現状を知っていただこうと情報発信を中心に支援させてもらいました。
情報発信のとして新宮市社会福祉協議会でブログの立ち上げ、紙媒体でボランティア通信を作成しました。ぜひご覧ください。

熊野川地区で被災に合われた方とお話すると、とても気さくに被災した時のことや今の生活のことを教えてくれます。
しかし、一度はボランティアを依頼された方でも、気を使ってまだ支援が必要だと思われる状況なのに残りは自分でしますと言われる方が多く、少しでも早く支援が行えるよう一軒一軒訪問してボランティアのことや必要な情報を伝えて再度依頼してもらえるようにしています。

また、多くの方が避難所や家族や知り合いのおうちで生活されており、そのため、土日を中心にボランティアを希望される方が多くいるということもあり、支援が遅れがちになってしまう現状でもあります。

台風から1ヶ月が経ち、和歌山県内でも災害ボランティアセンターの多くが閉所されていく中、まだまだ支援が必要な現状にあります。
1万人プロジェクトにぜひとも、みなさんのチカラを届けてください。
大阪ボランティア協会でもできる限りの支援を続けています。

2011年10月14日金曜日

【紀伊支援】ボラバス第4便、活動してきました!



事務局の白井です。
10月9日(土)、和歌山県新宮市に向けてボラバス第4便が出発しました。
今回は前日からの参加者を含め12人、うち5人が女性でした。
東北被災地支援を数回経験しているメンバー、ボランティア活動がはじめてのメンバーなどなど、今回も様々な思いを胸に活動地に向かいました。


活動場所は、たばこ屋さんをされていた個人宅でした。
裏庭や倉庫に溜まった泥をを出したり、畑の鉄板を運び出したり・・・
今回の活動もかなりハードな内容でした。

作業をしながら「どの辺まで(泥だし)やりましょうか?」ときくと「正直わたしらもどこまでやったらいいのか…」とぽつり。
そんな地元の人たちに寄り添いながら活動するボランティアがまだ必要です。

次は第5便、第6便にバトンを渡します。

【紀伊支援】ボラバス第3便(10/8-9)、17人が活動してきました!

永井美佳です。

「新宮・熊野川に1万人の
チカラを!」という新宮市災害ボランティアセンターの呼びかけに応えて、17人で活動してきました。
2011年10月8日土曜日、晴れ。

大阪N
POプラザ(ONP)を17時5分に出発して、前泊する旅館川湯温泉冨士屋(田辺市本宮町)へ!適宜休憩を入れつつ、およそ4時間で旅館に到着しました。
紀伊支援ボラバス第1・2便は、新宮市または那智勝浦町に前泊をしましたが、10月4日火曜日から国道311号線が仮復旧したため、ボラバス第3・4便は前泊先を田辺市本宮町に移しました。
今回利用した冨士屋さんも、台風12号の被害を大きく受けたそうで、営業を再開したのはなんと10月7日金曜日(宿泊した日の前日)。営業再開後、私たちが最初の団体客だとうかがいました。
1人の客として、気が引き締まります
仲居さんの話では、大雨で増水するなか、首まで水につかりながら、寮から旅館へ避難したそうで、「あれは本当に怖かった」と話してくれました。
仲居さん、
無事でよかった。

仙人風呂で有名な川湯温泉。
今年は12月1日オープンとのこと。
っくりと再訪したいものです。

◎2011年10月9日日曜日、晴れ。
旅館を7時28分に出発して、新宮市災害ボランティアセンター・熊野川サテライトへ!
私たちが担当した1件目の活動(熊野町田長)は、熊野川から500メートルくらい離れた場所で、高台に家があるのに、1階の軒下まで浸水したという個人宅からのご依頼。ニーズは床下の泥出し。

8時30分、改めて活動内容について依頼者から説明を受け、作業開始。
床下の泥出し(一輪車で集積所に運ぶ)と石灰消毒、はがれた土かべの除去(土嚢袋に入れる)と掃き掃除を、手分けして行いました。

作業を進めていると、依頼者の方が話かけてきました。浸水した作業場の天井にはめてある断熱材から水が滴って困っているのだが、大工さんに来てもらうのは少し先で、どうしたものか…とのこと。早速、ボラバスリーダーと相談して、大工心得のある1人のリーダーが手際よく対応!
頼りがいのあるボラバスリーダーに感謝。

作業がハードだったため、ボラバスリーダーの提案で、30分間に一度ずつ、10分間の休憩をはさんで活動しました。16人で対応して、10時20分頃に作業完了。依頼者の方の期待に応えることができて、ほっとしました。
続く2件目活動(熊野町椋井)は、熊野川の支流・赤井川近くの牛舎。赤井川は本来、水の澄んだとてもきれいな川ですが、台風12号によって熊野川が氾濫し、赤井川もろとも周囲の家や建物をごっそりと呑み込んだそうです。
ニーズは牛舎の泥かき。牛舎は見るからに広く、家族だけではどうしようもない量の泥がしっかりと堆積していました。時間内に完了できるだろうか…少し不安がよぎりました。
しかし、私たちにできることは、角スコップと一輪車で、ひたすら泥と砂をかき出し、土砂の集積場所に運ぶことだけです!
資機材を搬送してくれた新宮市社協の地元ボランティア2人も、作業に合流してくれて、全19人で対応。
約2時間後の14時15分、依頼者に作業の仕上がり確認してもらい、感謝のことばをいただきました。そして、「後は、自分たちでぼちぼちやります」とも。


り途、穏やかな赤井川を見ながら、台風12号で洪水になった日のことに思いを馳せました。
熊野川サテライトに戻り、斜向かいにある「温泉さつき(ご厚意で、当面の間ボランティアは無料)で汗を流したのち、16時10分、熊野川サテライトを出発。
連泊の4人を川湯温泉冨士屋に降ろして、残りは帰路につきました。
21時05分、大阪駅西口に到着、21時10分、ONPに到着し、全員無事に解散。ボラバス第3便のみなさん、本当にお疲れさまでした!
「新宮・熊野川に1万人のチカラを!」のたすき紀伊支援ボラバス第4便に託します

2011年10月6日木曜日

【紀伊支援】応援してください!(現在4割達成★)

紀伊支援、第3弾のボラバスを今週末出そうと動いています。
熊野川では1万人プロジェクトを実施中。
ボラ協もこの動きを少しでも後押ししたいと考えています。

多くの方のご寄付のおかげで、
約40万ほどのご支援のお申し出を受けました。
目標の4割達成です!もっと頑張って集め、
なんとか5便を出せたらと願っています。
引き続き、ご支援のほど、よろしくお願いします!
http://www.osakavol.org/ek-shien/support.html

2011年10月1日土曜日

【気仙沼レポート】小地域単位の支援者ミーティングを開催!

気仙沼レポートです。

9月21日に、とある応急仮設住宅にて支援者ミーティングを開催しました。気仙沼市社会福祉協議会ボランティアセンターと大阪ボランティア協会がファシリテーター役を担いました。これまで気仙沼市全域、地域単位、テーマ別と、それぞれのサイズでの会合を重ねてきましたが、仮設や小学校区等小地域での支援者のつながりが、具体的な連携の最小単位となってきます。

特にここでは、すでに活発に活動しているNPO・NGOの皆さんのほかに、地元の行政関係者、保健師など専門家や支援機関、地元ボランティアグループや地区社会福祉協議会など地域活動の関係者など、これまでどちらかといえば、接点が多くなかったと思われる方々の出会いも大切です。比較的、専門的な活動をしている各種団体と、地域の事情に詳しい住民のみなさんとが互いの長所を生かしてつながれれば、新しい可能性が生まれてくるのではないかとわくわくします。

この日も、NPO・NGOのこれまでのイベントや配食事業、地域団体が従来から担ってきた「いも煮会」などの行事などを紹介し合いました。参加者からは「こんなに活動が行われていることを知って驚いた」との声が寄せられました。

さらに次回は、仮設入居者の声を聞いてみようと、住民懇談会の企画を検討することになりました。新しいアイデアが出され、一緒に企画を考えながら、じっくり進めていきたいです。他の地域でも、必要に応じて、ミーティング等が自然発生的に開催されていけばいいなぁと思ったりします。

(気仙沼事業現地統括 岡村こず恵)