こんにちは。岡村です。
4月1日から9日に宮城県災害ボランティアセンターを中心に、利府、女川、石巻、七ヶ浜、東松島、亘理を巡回させていただきました。
各市町の災害ボランティアセンターを訪問させていただく中で、当たり前のことですが、各センターのあり方も、進め方も体制もまったく異なることを改めて痛感しました。
さて、今日は、よくご質問いただく「なぜ、ゴールデンウィーク中の最もボランティアが必要な時に、ボランティアセンターは新規の受け付けを見合わせるのか?」について、私の経験の中での状況をお伝えします。あくまで個人的見解です。
一般的に、ボランティア活動の受け付けには、事前にボランティア活動に来てほしいというニーズの受け付けや、活動場所へ事前に下見に行ったり、地域の自治活動に取り組まれているリーダーにご挨拶に伺ったりと、できる限りの準備をします。これは、地域住民とボランティアとが、良き出会いができるように、また、できるだけ効果的な活動になるように願って取り組まれているものです。
気仙沼市災害ボランティアセンターにおいても、ゴールデンウィークは多くのボランティアの方が活躍されたと伺っています。私が応援に入ったゴールデンウィーク直前までも、できるだけたくさんのボランティアに活躍いただけるよう、フル回転で、ぎりぎりまでボランティアを受け付け、事前準備をしました。
自ら被災されている地元職員の方も、応援に入っているNGOのスタッフの方たちと協働しながら、十分な休みも取らずに、精力的に活動の準備に取り組まれています。それでも、宿泊場所の不足や交通渋滞、地元住民の皆さんの対応などを考えると、ゴールデンウィーク期間中は、新たなボランティアの受け付けを見合さざるを得なくなりました。事前のお問い合わせ件数だけで、地域で対応できる人数を超えてしまったということです。
ボランティアに行こうと思ってくださった方には、感謝の気持ちでいっぱいであると同時に、ゴールデンウィーク明けも活動は続きます。現地では、息の長い活動が必要です。ぜひ、これからもお問い合わせいただければと願っています。
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