気仙沼レポートです。
2011年8月7日・日は、内閣官房長官の枝野幸男さん、内閣総理大臣補佐官の辻元清美さんが気仙沼でのボランティア・NGO活動を視察されました。
はじめに大谷(おおや)小学校仮設住宅を視察。仮設の居住環境などについて確認された後、はまなす台仮設住宅で気仙沼復興協会(KRA)が主催するお茶会を見学され、住民の方と交流。原則2年となっている仮設住宅の設置期間について、必要に応じて延長もありえるとの考えを記者に述べられました。


「大阪ボランティア協会スタッフ・ブログ」は、大阪ボランティア協会のスタッフ(職員・アソシエーター)が、その日に起こった出来事、協会主催/共催講座やイベント・三大会議等について発信しています。協会の「今」が判る空間になれば良いなと思っております。
気仙沼レポートです。
2011年8月7日・日は、内閣官房長官の枝野幸男さん、内閣総理大臣補佐官の辻元清美さんが気仙沼でのボランティア・NGO活動を視察されました。
はじめに大谷(おおや)小学校仮設住宅を視察。仮設の居住環境などについて確認された後、はまなす台仮設住宅で気仙沼復興協会(KRA)が主催するお茶会を見学され、住民の方と交流。原則2年となっている仮設住宅の設置期間について、必要に応じて延長もありえるとの考えを記者に述べられました。
協会の「あいのりボラバス」第6便は、1日目に気仙沼市大島で参加者25人による個人宅のガレキ撤去のあと、2日目は3チームに分かれました。うち2つは大島でガレキ撤去、そして、私たち生活支援チームは、気仙沼に戻り仮設住宅の「ふれあい昼食会&お茶っこ」の支援活動に関わることになりました。
立命館大学の学生たちに合流し、学生たちが用意した焼きそばやお茶といった食事系の振る舞いだけではなく、学生によるちんどん屋、落語、バルーンアートなど、様々な企画がてんこ盛り。30人近くで、200名以上の住民のみなさんに喜んでもらえるように心を尽くしたせいか、焼きそばも企画ものもかなり喜んでいただけたのではないでしょうか。
とくに、ちんどん屋の音楽に合わせ、みなで歌った「青い山脈」は秀逸でした!参加された年配の方々からは「みんなと声を出して歌えて楽しかった~」と、大好評★私も思わず参加者に交じって、大声出して歌ってしまいました。
ボラバスのボランティアメンバーも、
●みなと協働で楽しい雰囲気を作れてよかった。学生のパワー、恐るべし。
●いろいろ見たもの、聞いたことの整理がまだついていませんが、
これからのこと、支援の在り方のこと考えていきたい。
●震災以降、東北出身者として何かできる事はないかと悶々とした日々を
過ごしてきたが、活動で得た事をヒントにこれからの支援のあり方を考えたい。
…などなど、感じたことは様々のようです。
緊急支援から復興支援のフェーズに移っていく中で、今後現地で重要なのは「地元の人の主体的な動きを作ること」です。このように重点性に変化がでる中で、遠方からでもできる支援、関西でしなければならないこと、を常に考えながら、動いていく必要がありそうですね。
以下は生活支援チームのみなさん。本当にお疲れさまでした!
投稿者 水谷 綾 0 コメント
8月19日から22日まで、6回目となる協会の「あいのりボラバス」で気仙沼市の大島を訪れ、参加者25人で個人宅のガレキ撤去、および生活支援活動をしました。
前々回7月にも、大島で活動したのですが、そのとき滞在2日目に地震が起こり津波警報のため活動は午前11時で中止・・・という、残念な結果になりました。
今回も、滞在中(2日目の早朝)に震度5弱の揺れがあり、余震が心配されましたが、天候にも恵まれて、時間いっぱい、2日間の活動を成し遂げました。
初日の活動先は、観光客のみならず地元の漁師さんからも愛される料理屋さん。
お店は、津波で流され、ご自宅も甚大な被害に遭われ、この日は、京都の大学生たちと合流して、総勢40人で活動にかかりました。多くの人数で力を合わせた結果、ずいぶんと整理、片付けのお手伝いができたと思います。
今後、仮店舗の営業や、近い将来のお店の再開に向けて、具体的なお話しも聞かせていただき、ボランティアの力で復興へのお手伝いができたかと思うと活動メンバー一同、胸が熱くなりました。
翌日の活動は、喫茶店を営む個人宅での活動で、ここでも、震災以降、あまりの被害を受けた店舗跡に足がむくことのなかった依頼主から、ボランティアのお手伝いではじめてお店の様子を見に行くことができるようになった、というお話しにボランティアの力を強く感じることができました。また2日目の活動では、生活支援の班にも分かれて、活動をしました。
以上、6回のボラバスで、のべ138人、参加した企業、NPOは28社、団体のボランティアといっしょに被災地で活動を行ってきましたが、そこでは、依頼主とのコミュニケーションや、参加者相互の出会いなど、復興に向けて、多くの気づき、経験を積むことが出来ました。この経験を今後の復興支援につなげていくために、相乗りボラバスの次なる進化形態を模索しています。
投稿者 影浦 弘司 0 コメント
8月24日夜、映像記録作家の鎌仲ひとみさんをお招きし、第3回被災地支援を考える学習会を開催しました。
学習会には、定員を超えて62人が参加。
熱心な鎌仲ひとみファンも来られていました。
上映は、「六ヶ所村ラプソディー」のその後を記録した「六ヶ所村通信no.4」。
鎌仲ひとみさんからは、「no.1」の撮影から「no.2~4」と次々を発表する中での、六ヶ所村に関わる人たちの変化なども話してくださいました。
上映後は、参加者から質問を募り、進行役と対談形式でたくさんの質問に答えていただきました。
印象に残ったのは、一方的に「反対!」と叫ぶだけでは相手には伝わらず、「対話」をすることが大事というお話。そして、今の原発問題について語ると対立してしまうが、10年後についてなら話せるというお話でした。
原発問題は大きく複雑で、とても私たちの手には負えない気がしてしまいますが、鎌仲ひとみさんのお話は「未来」が感じられるようなお話でした。
機会があれば、ぜひみなさんも映画を観てみてください!
ボラ協では、年に1回「職員研修」を行っています。
例年は6月に実施するのですが、今年は被災地支援で職員の不在が多かったため、少し遅れて8月24日に実施しました。
職員研修は、毎年2部構成で実施しています。
第1部のプログラムは毎年行っている研修で、職員とアルバイト(任意参加)が参加し、それぞれの業務評価と目標の確認をします。この場を持つことで、各職員・アルバイトがどんな業務を担当しているのか、進捗状況はどうなっているのか、今年度の目標、などを全員で共有することができます。
第2部のプログラムは、毎年テーマを決めて実施します。
今年のテーマは、『収益的事業の新規立案、もしくは事業の収益性改善』です。
職員全員が企画書を作成し、周囲(支援者)の共感を得られるようなプレゼンをするトレーニングを行いました。
NPOにとって「収益性」は永遠の課題ですが、各職員が頭をひねり、さまざまな企画アイデアが出てきました。
研修だけで終わらず、アイデアをボランティアと共に練って、実現を目指したいですね!
毎年夏に行われる「暑気払い」。
今年は少し遅めですが、22日に行いました。
今年は、職員・アルバイトだけでなく、財務・基金運営委員会のみなさんとも一緒に、楽しく食事&お酒をいただきました!
今年はちょっと豪華に(!?)、ヒルトンプラザウエストにある「ダイナミックキッチン&バー燦」へ。
少し値段はお高めでしたが、落ち着いた空間で、食事もとても美味しく、楽しい時間を過ごすことができました。
ボラ協の飲み会は、大阪らしく「安くて美味しいお店」が定番ですが、たまには良いかも!?
投稿者 梅田純平 0 コメント
8月11日、第8便になる支援物資を被災地に送る「相乗りプロジェクト(トラック編)」を実施しました。
投稿者 影浦 弘司 0 コメント
いつものように14時30分ぐらいからカフェの開催準備をはじめました。
参加メンバーが遅れるとのことでしたが、いつも通り15時から開催できるだろうとゆっくり準備をはじめました。
今日は午前中から新しく大阪ボランティア協会のアソシエーター(ボランティア、職員)になった人を対象に研修を行っており、カフェからも参加しているメンバーもいたので、イベント内にコーヒーを出せればいいなぁとか考えていました。
準備の途中で研修担当の人と会場前で話す機会があったのでコーヒーのお話をすると15時に出せないかとのお話を頂いたのですが、10数人分を一気に入れるのは15分は最低でも時間が必要なので、15時15分ぐらいにお持ちするとのお話をして、あわてず急いで準備を続けました。(笑)
14時55分ぐらいにとりあえずの準備はできたので「まぁ、間に合うかなぁ」とか思っていたのですが、お客様が来られまして、クッキーとコーヒーを頼んで行かれました。クッキ販売は事務局の方に手伝ってもらって、なんとかコーヒーもお出しできたのですが、会場の出す分が2杯ほど不足しました。^^;
講師の方がちょうど2名だったので、ちょっと待ってもらうことにして、5分遅れでなんとか間に合わせました。
コーヒーをお出ししている間も会場では活発な意見交換をされていて「皆さん積極的に動いてるなぁ」って印象を受けました。
時間遅れで残りの分を淹れていると遅れるとの連絡をくれていたメンバーが到着。
カフェコーナーを任せて、配達しました。(笑)
はじめは忙しかったですが、後半はゆっくりした感じで、メンバーとコーヒーの淹れ方談義とかしながら過ごしました。
終わりごろにカフェから参加していた研修メンバーも戻ってきて、他の研修の方とカフェコーナーとかで少し御一緒しました。
気がつくと17時を超えていたのでカフェを閉じて、ミーティングを開始。
前回から話のあったICEコーヒーを出す案件を話し合って、出来合いのものを利用するということで落ち着きました。
今年は暑い夏がまだ続きそうです。
少しでも涼を取れる場所が増えるのは、節電を強いてきている状況も合わせて、有意義なことなんじゃないかと思います。
パレットカフェチーム・kk
★7月30日土曜日のカフェカンパ額は、2,422円でした。また「風の子育ち園」のクッキー売上額は、7,150円でした。みなさま、ご協力をありがとうございました。
★次回のパレットカフェは、8月17日水曜日15時頃から(調整中)と、8月28日土曜日15時頃から(確定)予定しています。ぜひ、お立ち寄りください。
投稿者 影浦 弘司 1 コメント
今までに、「ボランティアスタイル」にご参加いただきました皆さま
是非お越しください!!
昨年の春から始まりました「ボランティアスタイル(略してボラスタ)」
あっという間に8月になり、盆踊りや花火大会があちこちで行われ、高校野球も明日から始まります。夏、真っ盛りですね。
今年は節電の影響で、終業時間を早めたり、夏休みを長めにしたりしている企業もあるようですが、そんな夏休みにピッタリの“ボランティア”のご紹介です。
ほぼ毎週末、大阪のどこかで開催している「ボランティアスタイルWEEKEND」!
「ボランティアスタイル」とは、社会で重要な役割を担っている働きざかりのみなさんに、週末の新しい過ごし方として、“3時間でできるボランティア活動”を多彩なメニューで提案するプロジェクトです。
その中でも、この夏におススメなのは、以下の2つのプログラムです!
★V004:「地域の人と人がつながるコミュニティカフェボランティア
~「最恐おばけ屋敷甲子園」を一緒に楽しんでくれる人、集まれ!
日時:2011年8月7日(日曜日)9時45分-17時00分
★V021: 釜ヶ崎夏まつりだ!おむすび作りたい・売りたいボランティア集まれ!
日時:2011年8月13日(土曜日)12時30分-16時15分(前半の部)、15時30分-19時00分(後半の部)
2011年8月14日(日曜日)12時30分-16時15分(前半の部)、15時30分-19時00分(後半の部)
2011年8月15日(月曜日)12時30分-16時15分(前半の部)、15時30分-19時00分(後半の部)
子どもたちと一緒に「最恐おばけ屋敷甲子園」を楽しんだり、「釜ヶ崎夏まつり」でおむすび作り&販売をしてみませんか?
「ボランティアスタイルWEEKEND」では、その他のプログラムでもまだまだ参加者を募集しています!
ぜひ、ウェブページからお申し込みください!
このBLOGに投稿された内容は、大阪ボランティア協会会員の生の意見ですので、必ずしも大阪ボランティア協会の公式見解では無い事をご了承ください。