4月17日(日)から25日(月)まで、福島県相馬市へ災害ボランティアに行きました。
梅田さん、岡村さん、白井さん、永井さん、水谷さんたち協会のスタッフに、事前にいろいろと注意事項を聞いていたので、入りやすかったです。
現地では、テレビやラジオなど報道されているよりかなりひどく、衝撃でした。
海沿いには約14メートルの津波が押し寄せたそうで、壊滅的なところも多く、言葉をなくしてしまいました。
写真は海岸から2キロ離れたところに座礁した漁船と、相馬港そばの建物(海産物店だったよう)です。
今の相馬市は、ライフラインもほぼ復旧し、近辺のお店も再開し、表面上はもとの生活にもどりつつありますが、現地の方の心の傷は計り知れなく大きなものだと思います。
相馬市での災害ボランティア活動は、主に泥かき、家具の搬出、物資の仕分け、避難所での食事の配膳などでした(泥かき作業中の写真参照)。
泥かき作業中に、自衛隊、警察の方々が遺体捜索をしている場面にもあいました。
避難されている地元の旅館の方とお話をしたのですが、大阪から単独でボランティアに来ていると伝えたら、「福島(相馬)に来てくれて、本当にありがとう」と感謝されました。
大阪に帰る日に挨拶をしたら、握手した手を両手で強く握り返して、涙ながらに「ありがとう」と。
「次は、観光で相馬に来てください」と言われました。
5年後になるか、10年後になるかわかりませんが、絶対に会いに行こうと思っています。
これから、ボランティアに現地に行こうとお考えのみなさん。
現地の受入体制が整っていない市町村の災害ボランティアセンターが多いですが、これからまだまだ人手がいります。
状況は日々変わりますので、現地の受け入れ体制が整ったら、まずはボランティアの行き先を決めて、
現地の災害ボランティアセンターに事前に電話で問合せをして、詳細を確認してから行くことをお勧めします。
同じ日本人として決して人ごとじゃないし、関西人特有の人情深さが現地の人の心に少しでも届きますよう願っています。
2011年4月27日水曜日
ボランティアスタッフの藤原正規です.
投稿者 匿名
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1 件のコメント:
相馬でお世話になりました。K倉です。
本当に被災地の惨状は筆舌に尽くしがたいですよね。そして、そこで得られたハートのつながりも間違いなく本物でした。
大変でしたが、得られたものもとてつもなく大きかったですね。
また、あの場所でみんなで力を合わせたいですね。
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