2010年7月18日日曜日

水害支援ボランティア

今日は梅雨が明け、夏空が広がっていますが、先週の豪雨では全国各地で土砂災害や水害などがあり、今や災害対策が必要なのは地震だけではなく、豪雨に対する対策も必須なのだなと実感しました。

先月行われた職員研修では、「長田ボランティアセンター」の長谷部さんをお招きして、災害支援に関するお話とディスカッションを行いました。協会では、阪神淡路大震災の時にボランティアセンターを立ち上げた経験がありますが、その経験がない職員も増え、地震災害と水害とでは対処の仕方が全く違うことなど、多くの学びがありました。

大阪でもいつ災害があるのか分からない中、まずは経験することが必要だと思い、職員の内の数人が、先週の豪雨で床下・床上浸水の被害があった神戸市長田区での復旧活動のお手伝いに参加することになりました(今日も参加しています!)。

水害といっても、土砂が流れ込んできたのか、水だけだったのかで、随分違います。今回被害に遭われたお宅は水だけだったので、濡れて使えなくなった家財道具の運び出しや拭き取りなども、たくさんのボランティアが連携して行えば比較的スムーズに行えました。これが土砂が混じっていると家財道具も重たくなるだろうし、拭き取りも相当大変だと思います。
とはいえ、今回被害に遭われたお宅は、大切な家具や荷物などを捨てざるをえず、突然のことでどうすることもできず、大変なことです。ボランティアとしてはその気持ちに寄り添いながら活動することも大切です。

長田区では、大雨の翌日には被害があった地域のボランティアニーズの聞き取りを行い、その翌日には支援活動をスタートしています。また、ボランティアも各地の災害支援で経験を積んだスタッフがおり、準備や連携等もスムーズでした。
各地でこのような支援体制があれば、地域の方はとっても安心だろうなと感じました。
災害はないに越したことはありませんが、あった時に迅速にいつでも動ける体制を作ることは大切ですね。

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