2007年12月11日火曜日

フィールドワーク市民塾開催しました!

まだコンシェルジュの席に座っているつかもとです^^;

12月8日(土)に第3回フィールドワーク市民塾を開催しました。
今回のテーマは
軍都・大阪 戦争の被害と加害~砲兵(ほうへい)工廠(こうしょう)跡を歩く
でした。

みなさんはかつて大阪城周辺で
東洋のマンチェスターとよばれるほど巨大な
そして巨額の富を生み出していた
兵器工場をご存知でしょうか。

今はすっかり平和な感じの公園になっていますが
明治頃から昭和の太平洋戦争が終わるまでの間
たくさんの兵器があのお城の周りで作られていました。

今回はここ、大阪砲兵工廠跡の研究をされている
三宅 宏司先生を講師にお招きし
午前は講義を、午後は一緒にフィールドワークに出て
解説をしていただきました。

改めて砲兵工廠のお話を聞きながら
大阪城公園をあるくと
まだまだ兵器工場跡があることに驚かされます。

終戦直前に大空襲に見舞われた大阪は
戦争の被害について語られることが多いですが
今回のフィールドワークでは改めて
戦争について加害者であった一面も知り
もっと勉強しなければと思いました。

少し長い距離のフィールドワークになりましたが
みなさん熱心に先生のお話に耳を傾け
最後まで参加してくださって
本当にありがとうございました。

次回のフィールドワーク市民塾は2月9日(土)に開催します。
また、是非ご参加ください。

1 件のコメント:

ふうこ さんのコメント...

私も参加しました。
とってもよかったです。
歴史って勉強したほうがいいよなあ、っていまごろ思いましたよ(日本史嫌いやったし・・・苦笑)。

あきんどの町は、実は産業の町だった!
そういえば、堺や東大阪には今も優秀な町工場がありますね。
それも大阪砲兵工廠の「おかげ」のようです。

日本は原爆や拉致問題など、被害も多いのですが、加害側の立場もしっかり見据えて振る舞いたいとあらためて思いました~。