2012年7月23日月曜日

被災地のNPOも、頑張っています!

こんにちは、水谷です。

ボラ協では、被災3県にあるNPOスタッフ対象のNPO育成強化プロジェクト(日本NPOセンター主催)に協力しています。そのプロジェクトでは、「NPOを磨く15の力」という研修を提供中で、私・水谷は「ボランティアコーディネート」や「パートナーシップ」の講義を担当。被災地のNPOの現場の方に、ボランティア参加の意義や、他セクターとの協働に際して考えておきたいことなどをお伝えする絶好の機会と捉え、この3週間毎週東北を往復してきました(移動は疲れました。。)。


東北沿岸地域は、昨年、突如の大災害に見舞われたこともあり、何もわからないままに支援活動を始め、組織を作り、ここまで無我夢中で駆け抜けてきたNPOがほとんどです。そして、1年以上経った今、「NPOとは何か」「組織基盤づくりの重要性」を考え始めたといったところでしょうか。
講義終了後、参加者のお一人が、「震災から1年経って、ボランティアも減り始めた段階で、お金(有償活動)でつなぎとめようかなと思った時期もありましたが、講義を聞いてそれって間違っているな…って気づきました」と伝えにきてくれました。ボランティアの可能性―そのことに気付いてくれたのが、私には何よりもの励みになりました。
また、福島の状況は相変わらず厳しく、先行きの見えなさ加減に、地域全体が疲弊している―そのような印象です。そういった中で、福島で生きる人たちに寄り添おうとするNPOの皆さんにも、参加や協働の意義がより浸透すると良いな…と思います。

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