2011年9月6日火曜日

【気仙沼レポート】生活支援相談員がいよいよスタート!

気仙沼レポートです。


9月1日から、気仙沼市社会福祉協議会ボランティアセンターで雇用した14人の生活支援相談員の活動が、いよいよスタートしました。


生活支援相談員とは、応急仮設住宅をはじめとする地域で暮らす被災者の皆さんの生活全体を最前線で把握するスタッフです。人と人との「かかわり」の機会の提供により、孤立や孤独感の防止、回避をするのがねらいです。


具体的には、日ごろの会話からの様子を察知したり、定期的な訪問による見守り、サロンの開催などによる様子の把握、炊き出しやお祭りなどイベント等による把握を通じて、専門家等の介入の必要性の判断や住民に必要な情報を提供したりします。


そのため、彼女たちを統括する復興支援コーディネーターとの連携はもちろんのこと、区長や地区社協、自治会役員、民生委員、保健師、各種事業の訪問員、NGOなど、地域のキーマンとの情報共有や連携が不可欠となります。


一気に14人ものスタッフが増え、センターは活気付いています。救われた命をつなぐ、とても大切な業務を担っていただく人たちです。

(気仙沼事業現地統括 岡村こず恵)

2011年9月4日日曜日

パレットカフェ、8月28日日曜日に開催しました!

午後2時すぎ、前日の驟雨雷鳴はどこえやら、一縷の光が地上に降り立つような、夏の暑い日差しでした。
そんな炎天下の中、本日も開催されるカフェに眠気醒めぬままカフェに到着しました。

カフェの中では、 既にメンバーは到着していて、準備作業が始まっていました。
本日のスタッフは、二人+サポート一人。少人数です。
そして、主力スタッフのk.kさんが今日はお休みのため、僕がコーヒーを作らなきゃいけない確率は99%。。。
にわか仕込みの僕にk.kさんのように美味しい煎れたてコーヒーを提供できるだろうか。
不安が胸を過ぎります。
そんな不安も露知らず、スタッフたちはどんどん準備を進めていきました。

試験導入として、本日はアイスコーヒーを準備しました。
やはり暑い夏の日は、ホットコーヒーよりもアイスコーヒーも在ったほうがよいんじゃないかというメンバーの意見からお試し提供というわけです。
そんな、アイスコーヒーのために氷をスタッフの一人に買い出しにでてもらい、帰ってくるころには、ほぼ準備は完了、時刻は3時前、よい感じです。

とりあえずスタッフからの注文でコーヒーをいれ、雑談をしていると協会の職員さんたちが、ちらほらと覗きにきては、注文をいただきました。
本日の施設利用団体は2グループですので、利用してくれる方も少なめかなぁ。と話していると、早速施設利用者の方がやってきて、なんとアイスコーヒーを3杯も注文をいただきました!
焦りました、初アイスコーヒーでしたから。しかも3杯。
僕は、グラス両手に駆け足気味で冷蔵庫に向かい、氷を一つのグラスにつき、2つずつ入れると速足で、カフェに戻りました。
そして、無糖のコーヒーの方を注ぎ、もう一人のスタッフに運んでもらいました。
どうやら僕が氷をいれている間に彼女はクッキーを売ってくれていたようでした。
なんとか、初アイスコーヒーはうまくできたようです。










そんな感じでまったりしていると、なんだかほんわりとお客さんが集まり出して、
ホットコーヒー3つ!
クッキーこれください!
アイスコーヒー2つとこのクッキーで!
五月雨式で注文がきました。
とりあえず、僕がホットコーヒーを三杯分つくりながら(どういうわけか4杯できてしまいましたが。。)、
アイスコーヒーを作り、もう一人のスタッフにはクッキーとソーサーの準備をしていただき、ちょっとした注文ラッシュをなんとか乗り切りました。
やればできるもんだと思いました。










その後、再びゆるりとした時間にもどり、打ち合わせなどをしているうちに、閉店の時間になり、みんなで、協力して片付けをしました。
お客さんは10人ほどでしたが、達成感も売り上げも充実したカフェになったと思います。

以上
パレットカフェチーム・Akkyがお届けしました。

★8月28日日曜日のカフェカンパ額は、1,300円でした。また「風の子育ち園」のクッキー売上額は、5,550円でした。みなさま、ご協力をありがとうございました。
★次回のパレットカフェは、9月11日日曜日15時頃から予定しています。ぜひ、お立ち寄りください。

2011年8月30日火曜日

【気仙沼レポート】枝野官房長官がボランティア・NGO活動を視察

気仙沼レポートです。
2011年8月7日・日は、内閣官房長官の枝野幸男さん、内閣総理大臣補佐官の辻元清美さんが気仙沼でのボランティア・NGO活動を視察されました。
はじめに大谷(おおや)小学校仮設住宅を視察。仮設の居住環境などについて確認された後、はまなす台仮設住宅で気仙沼復興協会(KRA)が主催するお茶会を見学され、住民の方と交流。原則2年となっている仮設住宅の設置期間について、必要に応じて延長もありえるとの考えを記者に述べられました。


続いて、日本冒険遊び場づくり協会が主催する子供の遊び場「あそびーばー」を訪問。元気に遊ぶこどもから、「これは大きいからダメ。これならあげる」と、カブトムシのプレゼントを受けられました。

さらに、気仙沼市社会福祉協議会ボランティアセンターの調整で実施されている、個人宅の床の泥出しボランティアの活動を視察。ボランティアの活躍を実際に見ていただきました。沿岸部の被害の甚大さを、あらためて感じておられるようでした。

午後からは、ボランティアセンターを訪問。気仙沼で活動するNGOが約20団体ほど集まり、昼食会を兼ねた交流会を実施しました。NICCO(ニッコー、日本国際民間協力会)やワールド・ビジョン・ジャパンが用意された避難者への配食のメニューを召し上がっていただきました。行政とNGOの特徴を生かした連携ができるよう政府としてもバックアップしたい、とのお考えを示されました。

シャンティ国際ボランティア会の白鳥さんと大阪ボランティア協会・岡村によるご案内はここで終了。その後は気仙沼市魚市場、災害廃棄物仮置き場などを視察されました。総勢30名ほどになる視察団で、気仙沼のまちがにぎやかになりました。
(気仙沼事業現地統括 岡村こず恵)

2011年8月27日土曜日

あいのりボラバス第6便(生活支援編)

協会の「あいのりボラバス」第6便は、1日目に気仙沼市大島で参加者25人による個人宅のガレキ撤去のあと、2日目は3チームに分かれました。うち2つは大島でガレキ撤去、そして、私たち生活支援チームは、気仙沼に戻り仮設住宅の「ふれあい昼食会&お茶っこ」の支援活動に関わることになりました。

立命館大学の学生たちに合流し、学生たちが用意した焼きそばやお茶といった食事系の振る舞いだけではなく、学生によるちんどん屋、落語、バルーンアートなど、様々な企画がてんこ盛り。30人近くで、200名以上の住民のみなさんに喜んでもらえるように心を尽くしたせいか、焼きそばも企画ものもかなり喜んでいただけたのではないでしょうか。
とくに、ちんどん屋の音楽に合わせ、みなで歌った「青い山脈」は秀逸でした!参加された年配の方々からは「みんなと声を出して歌えて楽しかった~」と、大好評★私も思わず参加者に交じって、大声出して歌ってしまいました。

ボラバスのボランティアメンバーも、
●みなと協働で楽しい雰囲気を作れてよかった。学生のパワー、恐るべし。
●いろいろ見たもの、聞いたことの整理がまだついていませんが、
これからのこと、支援の在り方のこと考えていきたい。
●震災以降、東北出身者として何かできる事はないかと悶々とした日々を
過ごしてきたが、活動で得た事をヒントにこれからの支援のあり方を考えたい。
…などなど、感じたことは様々のようです。

緊急支援から復興支援のフェーズに移っていく中で、今後現地で重要なのは「地元の人の主体的な動きを作ること」です。このように重点性に変化がでる中で、遠方からでもできる支援、関西でしなければならないこと、を常に考えながら、動いていく必要がありそうですね。

以下は生活支援チームのみなさん。本当にお疲れさまでした!


2011年8月26日金曜日

あいのりボラバス第6便


8月19日から22日まで、6回目となる協会の「あいのりボラバス」で気仙沼市の大島を訪れ、参加者25人で個人宅のガレキ撤去、および生活支援活動をしました。
前々回7月にも、大島で活動したのですが、そのとき滞在2日目に地震が起こり津波警報のため活動は午前11時で中止・・・という、残念な結果になりました。
今回も、滞在中(2日目の早朝)に震度5弱の揺れがあり、余震が心配されましたが、天候にも恵まれて、時間いっぱい、2日間の活動を成し遂げました。

初日の活動先は、観光客のみならず地元の漁師さんからも愛される料理屋さん。
お店は、津波で流され、ご自宅も甚大な被害に遭われ、この日は、京都の大学生たちと合流して、総勢40人で活動にかかりました。多くの人数で力を合わせた結果、ずいぶんと整理、片付けのお手伝いができたと思います。

今後、仮店舗の営業や、近い将来のお店の再開に向けて、具体的なお話しも聞かせていただき、ボランティアの力で復興へのお手伝いができたかと思うと活動メンバー一同、胸が熱くなりました。

翌日の活動は、喫茶店を営む個人宅での活動で、ここでも、震災以降、あまりの被害を受けた店舗跡に足がむくことのなかった依頼主から、ボランティアのお手伝いではじめてお店の様子を見に行くことができるようになった、というお話しにボランティアの力を強く感じることができました。また2日目の活動では、生活支援の班にも分かれて、活動をしました。

以上、6回のボラバスで、のべ138人、参加した企業、NPOは28社、団体のボランティアといっしょに被災地で活動を行ってきましたが、そこでは、依頼主とのコミュニケーションや、参加者相互の出会いなど、復興に向けて、多くの気づき、経験を積むことが出来ました。この経験を今後の復興支援につなげていくために、相乗りボラバスの次なる進化形態を模索しています。



■大阪ボランティア協会の「相乗りボラバス」の軌跡
日程:2011年5月5日~5月8日 ■参加人数:23名
主な活動:泥のかき出し、家屋の清掃、瓦礫の撤去 など

第2便~気仙沼市へ
日程:2011年6月10日~6月13日 ■参加人数:30名
主な活動:市場のコンテナ清掃、個人宅庭の泥かき など

第3便~気仙沼市へ
日程:2011年6月24日~6月27日 ■参加人数:23名
主な活動:牧草地の泥だし、側溝清掃 など

第4便~気仙沼市大島へ
日程:2011年7月9日~7月11日 ■参加人数:24名
主な活動:泥のかき出し、家屋の清掃 など、

第5便~気仙沼市へ
日程:2011年8月10日~8月13日 ■参加人数:13名
主な活動:「港・けせんぬま復活祭」、献花台の手伝いやイベントサポート など

第6便~気仙沼市大島へ
日程:2011年8月19日~8月22日 ■参加人数:25名
主な活動:泥のかき出し、家屋の清掃、仮設住宅でのイベント手伝い など

2011年8月25日木曜日

映像記録作家・鎌仲ひとみさんをお招きして

8月24日夜、映像記録作家の鎌仲ひとみさんをお招きし、第3回被災地支援を考える学習会を開催しました。

学習会には、定員を超えて62人が参加。
熱心な鎌仲ひとみファンも来られていました。

上映は、「六ヶ所村ラプソディー」のその後を記録した「六ヶ所村通信no.4」。
鎌仲ひとみさんからは、「no.1」の撮影から「no.2~4」と次々を発表する中での、六ヶ所村に関わる人たちの変化なども話してくださいました。

上映後は、参加者から質問を募り、進行役と対談形式でたくさんの質問に答えていただきました。

印象に残ったのは、一方的に「反対!」と叫ぶだけでは相手には伝わらず、「対話」をすることが大事というお話。そして、今の原発問題について語ると対立してしまうが、10年後についてなら話せるというお話でした。

原発問題は大きく複雑で、とても私たちの手には負えない気がしてしまいますが、鎌仲ひとみさんのお話は「未来」が感じられるようなお話でした。
機会があれば、ぜひみなさんも映画を観てみてください!

職員研修で、企画&プレゼンのトレーニング

ボラ協では、年に1回「職員研修」を行っています。
例年は6月に実施するのですが、今年は被災地支援で職員の不在が多かったため、少し遅れて8月24日に実施しました。

職員研修は、毎年2部構成で実施しています。

第1部のプログラムは毎年行っている研修で、職員とアルバイト(任意参加)が参加し、それぞれの業務評価と目標の確認をします。この場を持つことで、各職員・アルバイトがどんな業務を担当しているのか、進捗状況はどうなっているのか、今年度の目標、などを全員で共有することができます。

第2部のプログラムは、毎年テーマを決めて実施します。
今年のテーマは、『収益的事業の新規立案、もしくは事業の収益性改善』です。
職員全員が企画書を作成し、周囲(支援者)の共感を得られるようなプレゼンをするトレーニングを行いました。

NPOにとって「収益性」は永遠の課題ですが、各職員が頭をひねり、さまざまな企画アイデアが出てきました。
研修だけで終わらず、アイデアをボランティアと共に練って、実現を目指したいですね!