9月1日から、気仙沼市社会福祉協議会ボランティアセンターで雇用した14人の生活支援相談員の活動が、いよいよスタートしました。
生活支援相談員とは、応急仮設住宅をはじめとする地域で暮らす被災者の皆さんの生活全体を最前線で把握するスタッフです。人と人との「かかわり」の機会の提供により、孤立や孤独感の防止、回避をするのがねらいです。
具体的には、日ごろの会話からの様子を察知したり、定期的な訪問による見守り、サロンの開催などによる様子の把握、炊き出しやお祭りなどイベント等による把握を通じて、専門家等の介入の必要性の判断や住民に必要な情報を提供したりします。
そのため、彼女たちを統括する復興支援コーディネーターとの連携はもちろんのこと、区長や地区社協、自治会役員、民生委員、保健師、各種事業の訪問員、NGOなど、地域のキーマンとの情報共有や連携が不可欠となります。
一気に14人ものスタッフが増え、センターは活気付いています。救われた命をつなぐ、とても大切な業務を担っていただく人たちです。
(気仙沼事業現地統括 岡村こず恵)
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