2011年9月15日木曜日

【気仙沼レポート】仮設分科会で具体的な連携を議論

気仙沼レポートです。

9月8日(木)は、行政、社会福祉協議会、NGO連携懇談会の2回目の仮設分科会でした。気仙沼では、施策ごとに多数の支援者が存在したり、多くのNGOも活発に活動しているため、支援の重なりを調整したり、連携して支援するための場を設けています。気仙沼市の高齢介護課、健康増進課、地域包括支援センターや保健師、NGO約10団体ほどが参加されました。まちづくり推進課が事務局となり、気仙沼市社会福祉協議会ボランティアセンターや大阪ボランティア協会が協力して運営にあたっています。

今回は、多数の支援が重なるので、まずは各自いつ、どこで、誰が、何をしているのかを共有するべくウェブ上で共有カレンダーを活用することになり、その運用方法を確認しました。入力してみてびっくり。カレンダーがほぼ毎日、びっちりスケジュールで埋まりました。どこかで誰かが支援活動に取り組んでいるということです。まちづくり推進課による仮設応急住宅での住民懇談会や、NGOのイベントの日程を互いに把握することで、連動して開催したり、お互いに声を掛け合ったり、具体的な連携を進めていく予定です。

次回は、どの支援者がどこをカバーしているのかなどの基礎情報をさらに共有するための整備を話し合う予定です。また、仮設支援にまつわるアイデア集めやQ&Aを持ち寄り、すぐに解決できるものは共有し、検討が必要なものはそれぞれで持ち帰ったり知恵を出し合ったりできるような機会になればと考えています。協働の質を高めていく一歩にしたいですね。

(気仙沼事業現地統括 岡村こず恵)

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