気仙沼レポートです。
9月20日に、新潟県柏崎市社協の浅野泰彦事務局長と生活支援相談員の長谷川和美さんが、気仙沼市社協の生活支援相談員の研修を兼ねたミーティングに、スーパーバイザーとして駆けつけてくださいました。
柏崎市社協の浅野事務局長といえば、2004年の中越沖地震にて災害ボランティアセンターの指揮を取られた方です。今回は、まさにいま生活支援相談員の活動を軌道に乗せようと奮闘している気仙沼市社協ボラセンに、これから起こる課題、相談員に向けたエールをいただきました。
応急仮設住宅に入られてほっとされるのもつかの間、今後の生活再建に向けて見通しが立たない苦しい時期を迎える被災者も少なくないのが現状です。生活支援相談員は、2年、3年後、生活再建に向けて仮設住宅から復興住宅等へ転居される多くの被災者に、安心して過ごしていただけるようにすることが大切な任務であることを確認されました。
敏腕事務局長と伺っていましたが、非常に優しい語り口で分かりやすく具体的に生活支援相談員に話しかけてくださいました。これまでの貴重な経験を共有いただいたことを受けて、気仙沼でオリジナルな支援スタイルをつくっていこうという意見が出されました。このようなたくさんの応援をいただいて、地元社協の活動が成り立っています。
(気仙沼事業現地統括 岡村こず恵)
0 件のコメント:
コメントを投稿