気仙沼レポートです。
9月10日に石巻を訪問したレポートその2です。まず、石巻市災害ボランティアセンターに伺い、阿部由紀さんに、生活支援相談員導入後の様子を教えていただきました。何といっても、石巻の生活支援相談員は180人。社会福祉協議会としての覚悟が感じられる人数です。大人数を動かすシステムを、うまく作っておられました。いま社会福祉協議会としての今後の活動計画を練っておられるとのこと。常に先を見通しながら、アグレッシブに戦う阿部さん。尊敬する社会福祉協議会マンの一人です。
さらに石巻には、市内で活躍するNPO・NGOの連携を促進している「石巻災害復興支援協議会」があります。石巻青年会議所のメンバーが中心となり、円滑で効率的な活動を推進するべく活動しています。個人ニーズは石巻市災害ボランティアセンターと連携して対応。NPOのそれぞれの特技や専門性を生かす形でコーディネートできる画期的な仕組みです。
参加団体が毎晩集まって開催される全体会では、それぞれの団体が各団体の活動の進捗状況を確認できるほど、状況共有が進んでいるのには感動しました。「昨日の・・さんの件は、どうなりました?」「明日・・があるから、そっちの備品を回して」といったことが、団体間を超えてやりとりできています。気仙沼でも、こんなふうに協働の質をさらに高めていけたらいいなぁ。
2011年9月15日木曜日
【気仙沼レポート】石巻に行ってきました!(災害復興支援協議会編)
部屋の壁に飾られた各団体のビブスが、それぞれの団体を尊重し、お互いを認め合いながら協働されている象徴のように思えて、拍手を贈りたくなりました。正直言って、 「カッコイイ!」石巻を訪問して元気をいただいてきました。コーディネートしてくださったシャンティ国際ボランティア会の里見さん、ありがとうございました。他のセンターの様子も、伺って情報交換したいです。
(気仙沼事業現地統括 岡村こず恵)
投稿者 okamura
ラベル: 震災関連
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