新宮市災害ボランティアセンターにて支援活動中の梅田です。
ボランティアセンターとして団体・ボランティアバスの受付などの支援を中心に活動しています。
新宮市災害ボランティアセンターでは本部と熊野川流域の支援を行う熊野川サテライトに分かれて活動しており、特に被害が大きかった熊野川流域の地域はボランティアを必要としている方の支援にまだ入れていないところもあります。台風12号の被害後、天候の関係で活動を中止せざるをえなかった状況や活動先までの交通手段が限られていることがなかなか支援に入れない要因となっています。
台風15号の影響で支援し終えたところでも再度支援が必要になることも考えられます。熊野川サテライトのある熊野川ドームさつきでは、地面まで水が浸入したとのことです。
川の氾濫というと、川の嵩が上がるイメージですが、熊野川流域の地区で起きた被害状況は囲んでいる山が大きなコップのようになり水が溜まり、水没したことによる被害です。災害ボランティアセンターのスタッフにお話を伺うと、畳や子供用のボートを使って高所にたどり着き、生き延びた方もいるとのことです。今、車から見る景色からはとても考えられない状況です。また現在でもTV、ラジオ、通信といった情報を得る手段が不足し、住民の方の不安は計り知れません。
なかなか報道されませんが、ボランティアの支援をまだまだ必要としています。
新宮市災害ボランティアセンターではブログを開設しております。更新がままならない状況ではありますが、少しでも状況を知っていただければと思います。
また大阪ボランティア協会では、紀伊南部を応援しよう!と寄付を募集しています。みなさんのご支援をよろしくお願いします。
2011年9月22日木曜日
【紀伊半島支援】新宮市災害ボランティアセンターより
投稿者 梅田純平
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