2011年8月30日火曜日

【気仙沼レポート】枝野官房長官がボランティア・NGO活動を視察

気仙沼レポートです。
2011年8月7日・日は、内閣官房長官の枝野幸男さん、内閣総理大臣補佐官の辻元清美さんが気仙沼でのボランティア・NGO活動を視察されました。
はじめに大谷(おおや)小学校仮設住宅を視察。仮設の居住環境などについて確認された後、はまなす台仮設住宅で気仙沼復興協会(KRA)が主催するお茶会を見学され、住民の方と交流。原則2年となっている仮設住宅の設置期間について、必要に応じて延長もありえるとの考えを記者に述べられました。


続いて、日本冒険遊び場づくり協会が主催する子供の遊び場「あそびーばー」を訪問。元気に遊ぶこどもから、「これは大きいからダメ。これならあげる」と、カブトムシのプレゼントを受けられました。

さらに、気仙沼市社会福祉協議会ボランティアセンターの調整で実施されている、個人宅の床の泥出しボランティアの活動を視察。ボランティアの活躍を実際に見ていただきました。沿岸部の被害の甚大さを、あらためて感じておられるようでした。

午後からは、ボランティアセンターを訪問。気仙沼で活動するNGOが約20団体ほど集まり、昼食会を兼ねた交流会を実施しました。NICCO(ニッコー、日本国際民間協力会)やワールド・ビジョン・ジャパンが用意された避難者への配食のメニューを召し上がっていただきました。行政とNGOの特徴を生かした連携ができるよう政府としてもバックアップしたい、とのお考えを示されました。

シャンティ国際ボランティア会の白鳥さんと大阪ボランティア協会・岡村によるご案内はここで終了。その後は気仙沼市魚市場、災害廃棄物仮置き場などを視察されました。総勢30名ほどになる視察団で、気仙沼のまちがにぎやかになりました。
(気仙沼事業現地統括 岡村こず恵)

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