昨日、連続学習会「もしも裁判員に選ばれたら」の第1回目が開催されました。
弁護士の西村健さんを講師に迎えて「裁判員入門」のお話を聞き、その後少人数に分かれたグループディスカッションでは、「もし意見が分かれたらどうするのか?」など、なかなか聞けない小さな疑問にも丁寧な質疑応答がありました。
裁判員になる確率は、将来同窓会で50人程集まったら1人経験者がいる、というくらいのものだそうです。
今から「裁判員になったらどうしよう...」と悩んでいる人よりも、「きっと自分は選ばれないだろう」となんとなく思っている人の方が多いかもしれません。
でも、もし選ばれたら...
学習会に参加して、市民が参加することでどんな変化があって、どんな意義があるのか、ということがよく理解できました。
学習会の最後に、
裁判員裁判の終了後に裁判員を対象とした記者会見を予定していたが、当初は、ほとんどの人が裁判員を負担に感じて、誰も出席してくれないのではないかと心配していた。ところが、これまで行われた裁判員裁判では、多くの裁判員が記者会見に出席して感想などを語ってくれ、思っていたよりも前向きに臨んでくれたことがわかった。
というようなことを西村さんがおっしゃっていました。
一時の調査では、多くの人が裁判員になりたくないと回答しているそうですが、市民が参加しながら良い制度に変えていけるようになれば良いな(していかなければ!)と思いました。
第2回目は、10月18日(日)です。ぜひご参加ください!
2009年9月28日月曜日
裁判員制度・連続学習会
投稿者 えぶち
ラベル: 事務局のつぶやき
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1 件のコメント:
江渕さん
お忙しい中、ご参加ありがとうございました!
西村さんのお話は、丁寧な解説はもちろん、その背景にある考え方などもわかりやすく教えてくださったので、ほんとによかったですね。ほとんどが1時間話して質疑応答といったパターンなので、「こんな長丁場の勉強会は初めて」とおっしゃってましたよ。
次回はテーマは「市民参加で裁判はどう変わる?」です。多数のご参加、お待ちしています!
かわはたけいこ
※川畑さんに代わってコメントを投稿します。
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