2011年7月6日水曜日

東日本大震災・被災地支援市民活動フォーラムを開催!

東日本大震災の被災地支援として、多くのボランティアをはじめNPO・NGOが現地で復旧支援に取り組みました。そこで、関西にあるNPO・NGO支援組織はこの被災地支援にどう動いてきたか。そういった支援活動の中で見えてきたものや今後、必要であろう支援策について考えるフォーラムを、7月5日晩に開催しました!

現地報告として、
「避難所アセスメントから見えてきたこと」:スペシャルサポートネット関西
「災害ボラセンとは?その実状と支援のあり方」:(社福)大阪ボランティア協会
「現地障害者はどう感じたか-支援から見えた課題」:(特活)ゆめ風基金
を報告・ご紹介いただき、それぞれの現場の実情を知り、メディアからだけでは伝わってこない、現地のしんどさ、支援(関わり方)の難しさを共有する機会となりました。

後半のパネルトークでは、コーディネーターの早瀬さんから東北支援のボランティア数の推移分析を皮切りに、被災地NGO協働センターの岡本さんから遠野における支援活動、京都災害ボランティア支援センターの藤野さんからは災害ボラセンとしてボランティアを送り出し、現地支援に携わるときの心構えなどの話も出ました。みなさんの意見で共通していたのは「まだ支援の手は必要!」ということ。これについては、関西からでも考えていく必要がまだまだありそうです。

今回のフォーラムにご協賛いただいた近畿ろうきん地域共生推進室の法橋さんからは、「こういった機会を持つことが重要だということを実感しました」というコメントもありました。94名の参加者アンケートからも同様の声が聞かれました。

それぞれがどんな思いでどういった活動をしそれがどう現地の力づけになっているかを知る機会づくりを今後も考えていきたいと思います。

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