大阪ボランティア協会では、この12月に北区事務所を閉所、来年3月に大阪NPOプラザも閉館となります。そして13年度以降、谷町2丁目にあるビルの1フロア(2F)を借りて、心機一転、新しくスタートします。
そこで大阪ボランティア協会に、さまざまに関係いただいている皆さんと「誰でもウェルカム!」の新拠点・検討の集いをスタートしました。その第1回目(11月17日)には、20人近い参加者で3つのテーブルに分かれて、ワークショップを行いました。
新拠点のコンセプト案とは、「市民活動を全方位で応援するぞ」とか、「人や情報の交差から新たな価値が創造される」とか、「安心して集える場所に」な ど、まだまだ抽象的・・・。これから新拠点の運営に向けてファンドレイジング(寄付集め)もはじまりますが、そこで説得力を持つのは、なんといっても「具体的なエピソード」。
社会の関心、共感を寄せてもらうため、「新拠点で起こっている物語を考えよう!」というお題に、参加者で知恵を寄せあいました。
たとえば・・・朝のエピソードのひとつ
・谷町2丁目は土地柄、公務員や企業人が多いので、新拠点では出勤前の「朝活!」として、社会人のボランティアのために、朝いちばんでできるボランティア活動メニューが揃えてあって、そこには出勤前の社会人みなさんが集まっている。
たとえば・・・夜のエピソードのひとつ
・新拠点のなかには、カフェのコーナーが設置されているが、アフター5からは「パブ」に変身。ミーティングのスペースでは、グラスを片手に談論風発・・・「パブ」発の画期的な事業アイディアが生まれる。市民活動の歴史は、夜に作られるのであった。
また、新拠点で想定される不安材料や懸念点なども出し合って、「夢」と「現実」の両側面から新拠点ワークショップは、突っ走っています。
来週の土曜(11/24)、再来週の土曜(12/1)と、前の議論を参照しての積み上げ方式で進めていく今回のまるごとワークショップ、次回第2回は 11月24日の10時~12時30分です。大阪ボランティア協会の新展開、その船出に、「ちょっと相乗りしとこうか」という皆さん、ご参加お待ちしています。
■第2回、第3回の様子は、こちらから。
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