2011年10月14日金曜日

【紀伊支援】ボラバス第3便(10/8-9)、17人が活動してきました!

永井美佳です。

「新宮・熊野川に1万人の
チカラを!」という新宮市災害ボランティアセンターの呼びかけに応えて、17人で活動してきました。
2011年10月8日土曜日、晴れ。

大阪N
POプラザ(ONP)を17時5分に出発して、前泊する旅館川湯温泉冨士屋(田辺市本宮町)へ!適宜休憩を入れつつ、およそ4時間で旅館に到着しました。
紀伊支援ボラバス第1・2便は、新宮市または那智勝浦町に前泊をしましたが、10月4日火曜日から国道311号線が仮復旧したため、ボラバス第3・4便は前泊先を田辺市本宮町に移しました。
今回利用した冨士屋さんも、台風12号の被害を大きく受けたそうで、営業を再開したのはなんと10月7日金曜日(宿泊した日の前日)。営業再開後、私たちが最初の団体客だとうかがいました。
1人の客として、気が引き締まります
仲居さんの話では、大雨で増水するなか、首まで水につかりながら、寮から旅館へ避難したそうで、「あれは本当に怖かった」と話してくれました。
仲居さん、
無事でよかった。

仙人風呂で有名な川湯温泉。
今年は12月1日オープンとのこと。
っくりと再訪したいものです。

◎2011年10月9日日曜日、晴れ。
旅館を7時28分に出発して、新宮市災害ボランティアセンター・熊野川サテライトへ!
私たちが担当した1件目の活動(熊野町田長)は、熊野川から500メートルくらい離れた場所で、高台に家があるのに、1階の軒下まで浸水したという個人宅からのご依頼。ニーズは床下の泥出し。

8時30分、改めて活動内容について依頼者から説明を受け、作業開始。
床下の泥出し(一輪車で集積所に運ぶ)と石灰消毒、はがれた土かべの除去(土嚢袋に入れる)と掃き掃除を、手分けして行いました。

作業を進めていると、依頼者の方が話かけてきました。浸水した作業場の天井にはめてある断熱材から水が滴って困っているのだが、大工さんに来てもらうのは少し先で、どうしたものか…とのこと。早速、ボラバスリーダーと相談して、大工心得のある1人のリーダーが手際よく対応!
頼りがいのあるボラバスリーダーに感謝。

作業がハードだったため、ボラバスリーダーの提案で、30分間に一度ずつ、10分間の休憩をはさんで活動しました。16人で対応して、10時20分頃に作業完了。依頼者の方の期待に応えることができて、ほっとしました。
続く2件目活動(熊野町椋井)は、熊野川の支流・赤井川近くの牛舎。赤井川は本来、水の澄んだとてもきれいな川ですが、台風12号によって熊野川が氾濫し、赤井川もろとも周囲の家や建物をごっそりと呑み込んだそうです。
ニーズは牛舎の泥かき。牛舎は見るからに広く、家族だけではどうしようもない量の泥がしっかりと堆積していました。時間内に完了できるだろうか…少し不安がよぎりました。
しかし、私たちにできることは、角スコップと一輪車で、ひたすら泥と砂をかき出し、土砂の集積場所に運ぶことだけです!
資機材を搬送してくれた新宮市社協の地元ボランティア2人も、作業に合流してくれて、全19人で対応。
約2時間後の14時15分、依頼者に作業の仕上がり確認してもらい、感謝のことばをいただきました。そして、「後は、自分たちでぼちぼちやります」とも。


り途、穏やかな赤井川を見ながら、台風12号で洪水になった日のことに思いを馳せました。
熊野川サテライトに戻り、斜向かいにある「温泉さつき(ご厚意で、当面の間ボランティアは無料)で汗を流したのち、16時10分、熊野川サテライトを出発。
連泊の4人を川湯温泉冨士屋に降ろして、残りは帰路につきました。
21時05分、大阪駅西口に到着、21時10分、ONPに到着し、全員無事に解散。ボラバス第3便のみなさん、本当にお疲れさまでした!
「新宮・熊野川に1万人のチカラを!」のたすき紀伊支援ボラバス第4便に託します

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